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正直というエンタメ

あんたには好きなタレントってのがいるかい?

俺らの世代にとっては昔から馴染みのあるタレントさんってのは結構絞り込まれる感じがするよな。

ヒトによってはなんか問題を起こしてしまったり、体調を崩されたりしてなかなか見ることができなくなってしまったタレントさんもいる。

声優さんとかだと、昔からの声優さんは安定感をもって耳馴染みがあるから突然の訃報とかを聞くとたまらない喪失感ってのがあるよな。

今回はそんなタレントさんの中で、今の時流に合わせて生き延びてくれているヒトについて考えてみる回だ。

俺たちを楽しませ続けてくれるヒトについて考えてみようぜ。

江頭2:50さんという奇跡

俺の場合、結構な偏りをもってコンテンツを漁っている気がするんだけれども、それでも江頭2:50さんのYou Tubeでの活躍ってのは引っかかってくる。

なんかこの間、チャンネル登録者数が300万人になったとか。
えげつない人気だね。

内容を見てみると、俺たちがワカゾーの頃から見させてもらっているあの江頭さんがYou Tubeという媒体を通じて表現されている。
それでいて、江頭さんのヒトの良さみたいなものがチョイチョイ挟まってくるって構成がオモロイんだよな。

正直であるというエンタメ

江頭さんのコンテンツの中で結構な頻度で「忖度なし」って言葉が出てくる。

マクドナルドの回は大笑いしながら見たもんだ。

どストレートに「まずい」って言い切る感じ。
これはテレビじゃ出来ないよな。

それでいて「うまい」と思ったものは普通に「うまい」って言い切る。
このものすごい正直さを世界に晒すのって、めちゃくちゃ勇気がいる話だと思う。

江頭さんといえば、俺らの世代では知らないヒトはイないんじゃないかってくらいの有名人だ。
そのヒトが「まずい」って発信する意味って、俺ら普通のオッサンが発信するのとは意味が違ってくるもんな。

でも江頭さんはそれを正直に発信する。
その姿に俺たちは大笑いしながら、ある種の感動を覚えるわけだ。

俺たちの正直さ

でだ。
俺たちも発信をしているって意味では江頭さんと同じ土俵に立っていると無理やり言うこともできるわけじゃんか。

俺たちの正直さってのはエンタメになりうるんだろうか?

俺の場合は、間違うことはあるとは思うけれどウソをつくってのはやらないように心がけているつもりなんだよね。
発信をするヒトにとって「嘘つき」の肩書はあるいみ「犯罪者」より致命的だもんな。

その意味ではホリエモンこと堀江貴文さんなんかは過去に罪に問われて収監されていた経歴をお持ちだけれど、彼自身を「嘘つき」って言うヒトはあんまりいないと思う。

だからこそ、彼の発言には説得力があるってことだもんな。

じゃあ、俺の発信にもそう言う説得力みたいなものがあるかっていうと、そうはならない。
だって露出があまりにも限定的だからね。
俺自身の正直さってものを評価するヒトの絶対数が少なすぎるってわけだ。

そう考えると正直さ単体ではエンタメにならなくて、正直さってのはオレたちにとっての基本装備だってことになるんだろう。
その上でなにを「オモロイ」とするのかって味付けはきっちり考えていかないとダメってことだな。

自分のミスを振り返るってエンタメ

正直さが基本装備だとするならば、正直であり続ける努力ってのも必要になってくると思う。

それなら、過去の自分の発信を見返して、「これは間違ってたな」ってのが見つかったなら、それに対して改めて考えるってのはもしかしたらオモロイのかもしれない。

結構な数の記事を書いているから、今見直したら間違ってたってのはあるかもしれないしね。

幸い、過去にnoteで書いた記事はキッチリ全部見返すことができる。
これを書いている時点で公開中の記事数はと……1600以上あるぞ。

うむむ、正直であるって努力は結構なハードルだって実感したなあ。

なあ、あんたはどう思う?

正直という基本武装を俺たちはどうやって維持できると思う?

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