景気後退って現実を眺める
なんか第4波が来ているとかどうとかいうニュースが飛び交っているのをあんたも見ているかい?
もぉ、なんかこのまま行ったら再来年くらいには第13波がどうとか言ってそうな勢いだよな。
ワクチンを御老体を優先的に出回らせるって話だけれども、最初に各市町村に配られたのは1000回分に満たない量だってんだから、スピードが全く足りている状況ではないっぽい。
ワクチンが成人にまで充分に行き渡るためには多分年単位の時間が必要になるだろうから、その間はずっと感染拡大と収束を繰り返すって世界観が俺たちの周りに展開されるはずだよな。
今回はそんな世界観での俺たちの行動について考えてみる回だ。
ちっとおっかない話になるかもだけれども、付き合ってくれよな。
第○○波が来るたびに起きること
第4波って言われる現状ですらそうだけれども、俺たちはこの状況になれきってしまっている。
飲食店の時短営業を義務化したところで、路上での飲み会が増えているってニュースを見るにつけ、路上での飲食を規制するようになったら、完璧な監視社会の出来上がりだ。
そんな社会にはなかなか明るい未来なんてものは見えないと思うもんな。
つまりこの感染拡大が起きるたびに俺たちは政治の力ってやつをものすごく信じられない環境が揃っていくってのが道理なわけだ。
今だってなんで収束仕掛けたところで緊急事態宣言を解除したんだよって思っているヤツは結構いると思うんだ。
時短協力金ケチってるだけじゃんかってさ。
規制をかける政治の限界
結局の所、この時短要請にしたってお金を払いさえすれば営業時間を伸ばすことだって出来るわけなので、飲食店にしても死活問題だからいつまでもダラダラと時短営業をしていくわけには行かないよな。
緊急事態宣言ではないから、時短協力金も減額されているわけだからなおさらだ。
飲食店以外については補助金すら出ていないわけだから、ただでさえ消費税増税っていう足かせをつけられている中で、デフレは更に拡大せざるを得ない。
時短営業のような規制を繰り返すやり方ではもう日本が保たない所まで来ているって認識を俺たちは持たなければならない状況になってきているのかもしれないとすら思う。
それこそヘリコプターマネー的な政策を打ち出していかないと、市中に回るお金の量がどんどん減っていってしまうと思うんだよな。
まあ、ヘリコプターマネーは極端だとしても、どうすれば国民が保持するお金を増やせるのかってことを真剣に考えないといけないと思うわけよ。
景気が停滞していることを実感した話
ごく最近に、この景気が停滞していることを実感したんだよ。
何かって?
子どもの遠足のおやつだね。
俺たちオッサンがガキンチョのころから「おやつは300円まで。バナナはおやつに含まれない」ってのが鉄板じゃんか。
この300円って金額、今も変わってないんだぜ?
俺たちがガキンチョの頃は消費税なんてものはなかったから、実質おやつの限度額が値下がりしているってわけだ。
これが景気後退でなくてなんだって話だ。
コロナ自粛によって、俺たちの経済は確実に傷んでいる。
シャレじゃなく職業を失ってしまったヒトも多くいるって聞いている。
こいつを何とか出来るのは通貨発行権を持っている日本銀行と、その発行した通貨を使って仕事を生み出せる日本政府だけだ。
一連の自粛依頼をする政府をみるにつけ、絶望してしまうところもあるかもしれない。
でも俺たちは俺たちの政治を変える権力を持っている。
その事実だけはきっちり意識していかないといけないよな。
これを読んでくれるあんたに一つお願いだ。
あんたの選挙区の衆議院議員さんにSNSでもなんでもいいからメッセージを送ってみてくれよ。
あんたの思う「世直し」をどうすれば出来るのかってさ。
なあ、あんたはどう思う?
俺たちは、この危機を乗り越えるために動けると思うかい?
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