役割と関係性と
あんたも自分の役割ってやつについて考えることってあるかい?
ひょんなことからこんな記事を読ませてもらったんだ。
カラオケだのなんだのとみんなが集まって楽しむ空間ってあるじゃん。
俺の感覚だと、そんな空間はただ「楽しむ」ってことだけを感じてた気がするんだよな。
だって、楽しむことを目的にしてそこに集まってんだろ?
で、この記事を書いてくれたDaisukeさんはちょっと違う角度からその空間を眺めていたってことみたいだ。
今回はDaisukeさんの記事に刺激された俺の友達とのあり方ってやつを考えてみる回だ。
ちっと、社会ってやつの中で俺たちがどう振る舞っているのか振り返ってみようぜ。
楽しむ空間における役割
Daisukeさんいわく、どうも俺たちが楽しめる空間を手に入れられているのは、その場にいるいろんなヒトが自分の役割をこなしてくれているおかげだって言うことらしい。
読ませてもらって「確かに」って思ったわけよ。
過去に参加した仕事場の飲み会とかでもさ、オーダーを取りまとめてくれるやつとか、出し物を企画してくれるヒトとかさ、要所要所でいろんな話題を振ってくれるヒトとかさ。
実に多様な役割分担がされていたわけよ。
しかも、それを無意識で行っているんじゃなくて「必要だ」って各々が判断して、計画して、会話してやっていた気がする。
そして、その計画を立案、共有、実行しているヒトほど、仕事ができるんだよな。
なんでか?
だって、計画の立案、共有、実行って仕事そのものじゃんか。
しかもその結果として得られるのは「誰かを幸せにする」ってことだ。
こいつも仕事そのものじゃんか。
今じゃ考えられないけれど、500人くらい集めて仕事の打ち上げパーティを開いてもらったことがある。
会場の確保。
イベントの段取り。
それだけでも想像を絶する作戦だ。
それをさ。
普通にやりきるわけよ。
通常の仕事の激務をこなしながら。
チームのミッションとしてさ。
まあ、なによりそう言うことがチームを作る基礎だってのがボスの認識だったから、何よりボスがすげぇって話なんだけれどね。
現場を盛り上げる役割
で、そう言う計画に乗っかって俺みたいなペーペーは局所的な会話を盛り上げる役割ってのを担いでいるってことになるわけだよな。
で、まあ普通に俺の頭の中にある知識を使いながら色んな話をするわけだけれどさ、俺ごときの知識量で話せることなんてたかが知れているわけよ。
なので、他のヒトの知識を吸い上げるってするわけだ。
そうすれば、自分の知見も広がるし、そのヒトの人格みたいなものも理解するきっかけを持てるしね。
でもさ。俺バカだからさ。
「あれ?あの話誰が話してくれたんだっけ?」とかになることもしばしば。
いや、全部が全部そうだってわけじゃないよ?(言い訳)
ただ、そう言うのってめちゃくちゃ損をしているって感じることもある。
せっかくそのヒトとの関係性を深める事ができるきっかけを単純な自分の知識補給にしか使えてないってことだもんな。
ヒトとの関係性を維持する難しさ
今のSNSが生活の一部になっている世界観だとさ、デジタルでつながっているヒトとのつながりで印象に残っているヒトとそうじゃないヒトってのは結構まだら模様だと思うんだよな。
あんたのつながっているヒトの中にも「あれ?このヒトなんのヒトだっけ?」ってことあるだろ?
で、仕事における人間関係だと、特にそのまだら模様の濃淡が激しい気がするんだよな。
俺の仕事の場合、プロジェクトの単位で動くことが多いんだ。
プロジェクトって言っても、あんたにうまく伝わらないかもしれないので説明すると、プロジェクトってのは「終わり」が必ずあるんだ。
この仕事をいついつまでに終わらせるって計画ありきで動く。
極端な話、プロジェクトが終わったら、一緒に仕事を頑張っていた仲間とはサヨナラバイバイってことだ。
いくら気の合う仕事仲間でもサヨナラなんだ。
仕事というカスガイを失ってしまったら消えてしまう関係性なんだ。
そんな状況でも関係性を維持していく。
残念ながら、俺にはその方法を思いつけないままにオッサンになっちまった。
なあ、あんたはどう思う?
俺たちはどうやって関係性を維持することが出来るんだ?
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