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れいわ新撰組のローテーション制度

あんたもれいわ新選組の水道橋博士参議院議員が体調不良で議員辞職したってニュースを見たかい?

どうもうつ病が悪化したってことらしいんだけれども、まずはお体を大事にしてもらいたいところだ。

水道橋博士は日本維新の会の松井一郎さんから名誉毀損で訴えられたのをキッカケにれいわ新選組から立候補したって経緯があったよな。
あの訴訟どうなってるんだろう?
ちょっとだけ調べたけれど、経緯が追えなかった。

さすがに重度のうつ病ってなると、色々難しいことになるんだろうな。

今回は、水道橋博士の後任としての議員枠の扱いに対するニュースについて考える回だ。

今までに例がない方法らしいから見てこうぜ。

ローテーション制度を採用したらしい

水道橋博士は比例代表で当選しているので、れいわ新選組という政党が議席を持っているって理屈になる。

なので、比例代表名簿に載っているヒトで得票数が次に多かったヒトが後任になるってのが今まで取られてきた方法だ。

ここに、れいわ新選組としては「ローテーション制度」ってやつを取り入れるってことらしい。

具体的には、比例代表名簿の得票数が多い順に1年程度で繰り上げ当選と辞職を繰り返すことで、議員を入れ替えていくってことなんだそうだ。

確かにその方法なら複数の議員を参議院におくりこめる。
議員としての経験値を蓄積できる。

一応、れいわ新撰組という政党に投票した比例区での当選枠だから国民の信任という枠組みからも外れちゃいない。

たださ。

ホントに政治判断の統一性って保てるのか?って疑問もある。

議員をローテーションするメリット

現実問題、この議員をローテーションするってことによってれいわ新撰組という政党は何を得ることが出来るのか?

まずはさっき書いた「議員としての経験値の蓄積」だよな。

おそらくは議員じゃないと各省庁に対して質問しても答えてもらえないケースってのは普通にあると思う。
答えたとしても、数字や理屈に裏打ちされた回答ってのは政治家であればこそ得られるものってあると思うからね。

ポイントは、その質問内容ってのが議員個人個人で違うことになるのかってことだよな。

ローテーションをしていくってことは、政策秘書みたいなヒトはどうなるんだろう?
政治の継続性ってことを考えたら、同じヒトが政策秘書を続けていくことになるのか?
いや、それじゃ政治家との信頼関係とかが無視されちゃうから各々の議員さんで政策秘書を抱えるのか?

それってイメージでしかないけれど、コストがエグいことになるような気がする。

だって、議員になりましたってその日から政策秘書を雇うんじゃ、全然政策検討をする余裕がないんだから。

現実的にはそう考えると、政策秘書は言葉はものすごく悪いけれど、使い回しにしないことにはれいわ新撰組という政党の運営がままならない気がするんだよ。

それこそ、政治家と政策秘書の信頼関係ってものをないがしろにしてもね。

それとも議員のポケットマネーで議員ではないときの政策秘書のコストを賄っとけってやってるのか?
そこまで財力があるヒトばっかじゃないと思うから、その調整にはめちゃくちゃ頑張ったってことだよな。

そこまでしてなんでローテーションなんて方法を取ったんだろう?

経験値の価値

いろいろ考えてみたけれど、やっぱり経験値なんだろうな。

議員としての経験値。
秘書としての経験値。
政党としての経験値。

それらをコストをかけて取りに行く方法がローテーションってことなのか。

実際には直接説明をしている情報ってのを俺はまだ捕まえられていないので、想像でしかないんだけれどさ。

仮にその想像通りだったとして、その経験値ってのはホントにコストに見あった価値を持てるんだろうか?

おそらくはれいわ新撰組という政党としても「わからない」で走り始めているんだと思う。
なにしろ前例がないんだからね。

わからない。
だから経験をしなきゃ。

そう言うことに見えたんだ。

なあ、あんたはどう思う?

れいわ新撰組が取ったローテーションという手段は俺たち国民の意図を反映する仕組みになれると思うかい?

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