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状況の変化に対応したエンタメ

あんたの2020年ってどんな年だった?

俺個人としてはものすごい変化の年だったと思うんだ。

言わずもがなだけれども、たった80ナノmmのウイルスが世界を一変させてしまった。
これが発生したのが30年も昔だったら今のような変化は起きていないだろうと思うんだけれども、今という時代の情報伝達能力と、このウイルスの電線能力が相まって、世界は信じられないくらいのスピードで変化していった。

まるでウイルスがヒトという生き物を進化させたんじゃないかってくらいの劇的な変化が起きたと思うんだよ。

今回はそんな変化の年2020年を振り返ってみる回だ。

ちっと一緒に今年を振り返ってみようぜ。

新型コロナウイルスに翻弄された1年

全然意識していなかったけれども、1月には国内で初の感染者が出ていたんだってな。

そう考えると、本当に1年で世界中を巻き込むような事態に発展していったってことなんだな。
改めて考えるとものすごいスピードだ。

この頃はこんなことになるとは思っていないのが普通だったので、中国に訪れるってことがリスクだって思いもしなかったよな。

でもあれよあれよと言う間に在宅勤務って勤務形態が世の中に現れ始めた。

最初に目立ったのは電通だったよな。

3月になるとオリンピック・パラリンピックを延期にするって決定がなされて、こんな画像が話題になってたよな。

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出典:https://candy-box.net/archives/4192

これも今じゃ、ハンコをなくすって菅総理が始めたもんだから、数年後には「なんだっけこれ?」ってヒトがそれなりに出てくるのかもな。

ってか2021年に開催できるのかって状況だもんな。どうなることやら。

4月には例のアベノマスクの配布が決定されたよな。

国民みんなで、おいおいおいって言ったやつだ。
この頃から緊縮財政の有り様っておかしくね?って意見が一般的に囁かれ始めた感じがするんだよな。

そう言えば、我が家に届いたアベノマスク、結局使ってないな。
ちっちぇーんだもんよ。

で、4月ころは感染者数は1万人を超えた。
1月に初の感染者を確認したことを考えるとやっぱりスゴイ勢いで感染が広がっていったんだな。

で、今はというと23万1234人(12/30 23:59時点)だそうだ。

本当に新型コロナウイルスに翻弄された1年だったってことだよな。

エンタメは死ななかった

そんな誰も経験をしたことのない状況が続いている中でも、エンタメは死ななかった。

鬼滅の刃が国内の映画興行収入の記録を塗り替えたことは俺たちに明るいニュースとして伝わってきているよな。

これまでにこれだけ「さん」づけで呼ばれるキャラクターっていたんかな?ってくらい、みんなで「煉獄さん!!」って言ってた気がするよな。

俺も見に行って劇場で落涙したことを思い出すんだよね。

実際、映画ってエンタメが終わっちまうんじゃないかって俺自身は思っていたんだよ。

それを覆してくれたって意味で、鬼滅の刃ってコンテンツには感謝しか無いよな。
この状況の中で、歴代興行収入記録を塗り替えるってえげつない。

なんでこの結果になったんだろう?

そう考えてみると、「この状況だから」って話が見えてくると思うんだよ。

新型コロナの影響で、ヒトはあまり出歩くことをしなくなった。
その結果、オンデマンドによるコンテンツの消費ってのが一般的な形態になってきたってのがあると思うんだ。

で、鬼滅の刃はhuluやamazon primeを始めとして多くのオンデマンド配信で配信されている。これは今も続いているよな。

アニメーションのクオリティの高さは折り紙付きだ。
そのクオリティを好きなときに好きなだけ見られるオンデマンド配信によって、おそらく繰り返し視聴されているんだと思う。

そして、新しい試みだと思ったのが、テレビアニメの続きを素直に映画にしているってところ。
旧エヴァンゲリオンはそれに近かったかもしれないけれども、鬼滅の刃は映画で完結させないで、映画の続きをまたテレビでやるっていう、俺の知る限りなかった形式でコンテンツを届けようとしているよな。

つまり、鬼滅の刃ってオンデマンドっていう仕組みと映画っていう娯楽につなげた作品だって思えるんだよな。

これって、ステイホームって状況をうまく読み取った戦略だと思うんだよな。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちはこれからもこう言う風に、状況を読み取って世界を作り上げていくことができると思うかい?

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