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町医者が変わった

一連の大騒ぎの中、あんたは今日もなんとかしのげているかい?

新型コロナウイルスの蔓延に伴って発生している今の状態。
こいつについては、とんでもない不幸が俺たちヒトに降り掛かっていると捉えるのが普通だと思う。

その普通の感覚を前提として、俺たちは何か考え方を変えてみることで生み出せるものがあったりするのだろうか?

要するに、この新型コロナウイルスによる世の中の変化を、携帯電話の登場に伴って起きた世の中の変化だとか、インターネットが登場することで起きた世の中の変化と同じ軸で考えるってことだ。

今回は、新型コロナウイルスが世の中をどう変えているのかってことを改めて整理してみようって回だ。

状況の把握が、課題対応の入口だもんな。ちっと付き合ってくれよ。

町医者の待合室が変わった

実のところ、この一連の騒ぎの最中なので、切り分けはついていないんだけれど、4月の頭から若干体調を崩してたんだよね。未だに咳が止まんないんだよ。

で、仕事にならないので、病院に行って咳止めだけでももらってこようって思って、病院に行ったんだわ。

そしたら、かかりつけ医の病院の入口にこんな張り紙がしてあるわけよ。

「咳や発熱などの風邪の症状がある方は、入る前に電話をかけてください」

なるほど、このパンデミックなんて言葉で伝染を防ごうって世の中にあって、医療現場としては、ヒトを待合室で待たせるってやり方ができなくなったってわけだ。

つまり、新型コロナウイルスが町医者に起こした変化をまとめるとこうなるね。

・待ち合わせから予約診療へ
・電話などを使ったリモート診察

町医者の待合室って、ご近所の御老体がこぞって集まっている印象ってないか?
あれって、すごい時間のムダを産んでいたと思うんだよね。
それを予約診療にシフトしただけで、今回の診察に対しての待ち時間はほぼ0になった。
これって革命的だと思うんだよね。

究極は、一般的なインフルエンザやら風邪の診療だったら、セルフ診断キットが出来て、それの結果としての処方箋までキットが出してくれる、みたいな世界観を彷彿させるよな。

AIによるリモート診療なんてSFみたいな世界観も想像できるけれど、その前段階でも工夫の余地って結構あると思うんだよね。

実際、今後はこの予約診療ってのがより広まっていく可能性を感じてみたんだよ。

汎用性の高い予約管理システムの可能性

でも、町医者で改めて0から予約管理の仕組みを作るってのは現実的ではない。

で、ちっと調べてみたら、結構無料で使える予約管理の仕組みってあるんだね。

例えばリクルートではこんなサービスを提供しているみたいだ。

無料版でも普通に予約を受け付けることだけなら無制限で出来るし、リマインドメール発行などの機能をつけても月額5,000円なら、あっつー間にペイできるんじゃなかろうか?

こいつを活用すれば、ちょっとした健康維持のための医者からのメッセージとかで患者さんの囲い込みまで考えられるよね。

きっとこれから医療現場は対処療法から予防医療へとニーズがシフトしていくことが想定される中で、いかに健康な人を囲い込むのかって観点が町医者に求められていくことなのかもしれないよな。

町医者と患者の関わり方の変化

でも、当然町医者にファンの囲い込みなんてノウハウはない。

こっから先は、俺の妄想みたいなもんだけれど、ネット上で発信しているヒトと医者がコラボするなんて世の中が来るのかもしれない。

ネット上で発信しているヒトにとっては、医者の意見というバックボーンを手に入れて、より良い発信につなげていけるし、医者にとっては予防医療という新しい市場での集客につなげていけるわけだもんな。

さらに、読者の方としても、きちんとした情報が一般人目線でわかりやすく把握できて、自分の健康維持につながるってことになるだろうから、まさに三方良しなんじゃないかと思うんだよね。

なあ、あんたはどう思う?

これからの医療現場に様々なヒトとのつながりがあれば、よりよい社会ってやつに近づくと思わないか?

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