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子どもの将来的な幸せを考える

あんたは苦しんでいる若者の声を聞くことがあるかい?

ホントにたまたま何だけれども、若者のnoteで苦しみあえいでいるものを読ませてもらったんだよ。

ハヤさんは若者なりに友人関係で壮絶に苦しんでいるそうだ。
そして、その原因はご両親にあると認識なさっているらしい。

20歳ってことは下手すると、ご両親は俺と同世代くらいの可能性もあるよな。
実に他人事じゃない。

今回はハヤさんのnoteを見ながら自分の親としての行動を考えてみる回だ。

まあ、オッサンの反省文に付き合ってくれよ。

子どもの行動を抑制するってこと

ハヤさんのnoteを見て、最もハヤさんの幸福度を下げていたことは「ご両親による行動抑制」だったって読み取ったんだ。

友達を選びなさい。
お小遣いはほぼなし。
門限は守りなさい。

こう書いちまうと、なんか普通じゃんってなるんだけれども、よくよく考えると、実はめちゃくちゃな人権侵害をしているかもしれないとも思うんだ。

友達を選びなさいという意味

友達を選びなさいなんてのは、情操教育上まわりのヒトの性質が多大な影響を及ぼすってのがあるから、親としては言いたいところだけれども、そもそも雑多なヒトがいるのが世の中なんだよな。

今風に言えば多様性ってやつだ。

スポーツ万能なやつと友達でも良いし、ちびまる子ちゃんの山田みたいなやつと友達でも良い。
外国人の友達でも良いし、LGBTQの友達でも良い。

こう言う多様な人間関係を経験することこそが子どもの成長には大切だと思うんだよな。

小遣いを与えない意味

これは自戒の念を含めて思うんだけれども、お金を子どもが使うってのは実に意味がでかいと思うんだよ。

例えばおやつ一つとっても、親が選んだおやつを与えるだけじゃなくて、小銭を渡して自分なりにおやつを選んで買うって経験ってスゴイ大切なことだと思うんだ。

なぜって?

だってさ。
「どこでおかしを買えるのか?」
とか
「いくらでおかしを買えるのか?」
とか。

そう言うことに頭を使わないまま大人になりましたってヒトは、お金が持つ機能だとか、お金にまつわるヒトの動きについて想像することって難しいんじゃないか?

しかも、俺たちがガキンチョの頃に比べると決済にまつわる状況ってのは実に複雑になっている。

現金以外にも電子マネーだのクレジットカードだの。
実に多様な金種にあふれている。
そこに加えて消費税だ。
軽減税率を含めての消費税計算を暗算でできるヒトなんていないべ?

ってかその辺の経験をさせるためには現金での小遣いだけじゃダメってことになるのか?
やべ、どうすりゃいいんだろう?

門限を守らせる意味

門限については、今のご時世もあるから、安全のためにはやむを得ない部分はあると思う。

お祭りだとかのイベントに伴ったものなら良いかもしれないけれど、日常的に夜遊びするってのはいかがなものかって思ったりもする。

ただ、高校生くらいになったら、どうなんだ?
俺の場合は塾に通わせてもらってたから、必然的に夜に帰宅する事になってたから、あんまり意識したことはなかったんだけれども、考えてみたら塾の帰りにたこ焼きをみんなで買い食いしたのはいい思い出かも知れない。

ハヤさんも気に病んでいたけれど、やっぱヒトとの関係を構築するってのは幸福感に対してものすごいデカいと思うんだよな。

そして、ヒトとの関係の構築に最も必要なものって何か?

シンプルに時間だよな。

どれだけの時間を友達と過ごせるか。
これに尽きると思う。

門限ってのはその時間を奪う行為でもあるってのは意識しておいた方が良いのかもしれない。

ただ、今はそれ以外にも子どもたちが共に過ごすことが難しい状況にあるじゃんか。流行り病的なやつのせいで。

時間だけじゃなくて、地味にマスクのせいで相手の表情を読み取るって経験がなかなか積めない状況だと思うんだよな。

なあ、あんたはどう思う?

今の子どもたちが友達と過ごすことで得られる価値をどうやったら手に入れさせることが出来ると思う?

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