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ダッシュボードを分析する

あんたも分析って好きかい?

俺もワリカシ分析された状態ってのが好きで、いろんな政府統計やら経済統計やらを眺めちゃ~あーでもないこーでもないと理屈をこね回すことがある。

で、そんな分析の中で、ちょっとおもろいと思ったものをみつけたんだよね。

それがこのnoteだ。

しあんさんはフレッシュ社会人さんらしいんだけれども、noteをやっているヒトなら誰でも気になっている「スキ」と「閲覧数」の関係性について分析してみてくれているんだ。

今回はその分析結果について眺めてみようぜって回だ。

ちっと理屈をこね回す遊びに付き合ってくれよな。

「スキ」と「閲覧数」の決定係数は0.38

まずしあんさんの回帰分析によれば「スキ」と「閲覧数」の決定係数は0.38だそうだ。
決定係数ってのは回帰分析って分析方法における分析の精度を表す数字でざっくり言うと0.5より小さい数字だと精度は高くはないってされる数字なんだそうだ。

なので分析の精度はそれほど高いってわけじゃない結果ということらしい。

それでも俺たちが日頃から感じている閲覧数が多ければスキも多いんだなぁって傾向は見て取れてる。
こう言うのの見える化って結構価値が高いと思うんだよね。

試しに自分のダッシュボードでやってみた

しおんさんのインプットデータは88件ってことで、とりあえず数だけは揃っている自分のダッシュボードでやってみよう。

データ件数1382件。こいつでやってみたグラフがこれだ。

回帰分析

……あれれ?
全然相関が取れない。

ってかそもそも閲覧数が全体的にえげつなく少ない。
閲覧数は数百がほとんどって結果だね。

決定係数も計算してみたら0.077662。精度低!

俺の場合はどうやら閲覧数とスキには相関がないってのが結論っぽい。

まあ、とは言えやっぱり突出しているデータってのはあるっぽい。

こいつが一等右上の赤い点だね。

このnoteはgoogleで一時期「えんとつ町のプペル」のキーワードで1ページ目に表示されていたこともあって、多分検索エンジン経由でのアクセスがあつまったんだよね。

えんとつ町のプペル自体、色んな意味で話題になった作品なので、その影響をもろにもらった記事ってことなんだと思う。

その意味で行けば、俺の文章力やら表現力ではなく、単純にトレンドを捉える事ができたって記事ってことになるのかな。

もう一個の赤い点はこいつだ。

こいつは「会話 ルール」のキーワードでgoogle1ページ目に来ていた記事だった。

いわゆるお役立ち記事ってやつだな。

これはさっきのnoteと比べるとアクセス数は少ないものの、定期的に読まれているって印象がある。

スキをもらうって結果

でも、上の2記事のようなイレギュラーを除いてみると、傾向的にはこんな感じに見える。

(1) 特定の作品や人物について書いているもの
(2) 実際にヒトと関わったことを書いているもの

なるほどなぁ。
俺自身の意見を交えながらも、共通の話題がある記事が好まれているってことなのかな?

逆に読まれていないのはこんな感じ。

いやぁ、びっくりするくらい読まれていない。
閲覧数29だもんなぁ。
その割に3もスキをつけてもらえてありがたいってところかな。

内容的に見ていくと、いわゆる「昔話」だな。
ううむ、オッサンの昔話ってのは検索したいって要素がないってことなのか。
そらあ、そうだろうよって言われるとぐうの音も出ないんだけど、読んでもらわないことには始まらないって典型例ってことなのかなぁ。

読んでもらうための工夫

実際、読んでもらうためにはトレンドを追っかけた記事を書いて、検索エンジンに引っかかるようなキーワードを据えていくってのが王道ってことなんだろうけれど、その考え方だと「オモロイ」をないがしろにしてしまう気もしちまうわけだ。

オモロイを追い求めるためにnoteやってんだから、本末転倒になっちまう。

ならどうするか?

やっぱあれだろうな。今回のしあんさんの記事みたいなオモロイって思ったものを積極的に書いてけってことなんだろうな。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちのオモロイをどう伝えればどう届くんだろうな?

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