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三大欲求との付き合い方

こんにちは。

この記事では、人間が本能的に持っている三大欲求との付き合い方について考えたいと思います。

睡眠欲、食欲、性欲が三大欲求と一般に言われます。

今の社会では、食欲と性欲が掻き立てられて睡眠欲が軽視されている気がしています。

そんな社会の中でどう付き合いをしていくかについて考えたいと思います。

三大欲求との付き合い方が趣味などへの余剰資金に使える分も増えますし、付き合い方を誤ると借金などのリスクも増えますから非常に気をつけたいです。

では、三大欲求との付き合い方について考えていきます。


睡眠欲

一番大切な睡眠

個人的に三大欲求の中でも一番大切なのは睡眠欲だと考えています。

理由は、睡眠不足だと毎日の生活に大きな影響が出るからです。

現代は食欲、様々なコンテンツやサービスが無数に存在する中で睡眠は軽視されている印象を受けます。

軽視されている睡眠

現代の経済成長の指標として用いられるのはGDP。

貨幣を介して取引している量を経済成長の指標と捉えます。

そうなると睡眠時間は、GDPの視点で捉えるとマイナスとなります。

最近読んだ「夜遊びの経済学」という本では、18時以降に営まれる経済活動をないとタイムエコノミーと定義して2016年現在の日本と世界の現状を比較している本で非常に読んでいて面白かったです。

日本は先進国の中でも睡眠時間が少ないことが指摘されていますが、意外とナイトタイムエコノミーは活発ではないという点を指摘されていました。

確かに日本は離れた都市間を結ぶ夜行バスは活発に運行されていますが、地下鉄や鉄道は24時間稼働していることはないです。

にも関わらず、睡眠時間が少ないというのは夜の店云々ではなく、根本的に長時間労働やストレスから睡眠不足に陥っているのではと思いました。

やはり仕事のストレスが大きいと朝が辛くて来て欲しくないという気持ちになります。
今は、ネットやゲームなどストレスを紛らわすコンテンツが充実していますから睡眠不足に陥りやすい構造があるのではないかとも思いました。

交代制勤務に従事して思うこと

今は、交代制の勤務ということで夜勤も従事しています。

不規則勤務ゆえに睡眠不足気味になることはありますが、仕事のストレスは転職前と比較しても少ない環境というのが、大きな睡眠障害になっていない原因だと私自身考えています。

前職の日勤の頃の方が、人手不足で業務量を溜め込み常にストレスMAXで朝が憂鬱でしたし、睡眠不足を感じていました。

今の仕事は基本的に1人のオペレーション作業となっており、夜勤の方が上司がいおらず、業務量も軽いことからストレスは少ないです。

この後の食欲、性欲でも述べますが、ストレスが全ての元凶と言ってもおかしくないと思います。

食欲

お金の使い方で一番気をつけないといけないのは食事

個人的にお金の使い方で気をつけないといけないのが食事だと言っていいでしょう。

外食産業や惣菜コーナー、コンビニの発展や〇〇の素といった手頃に作ることができる商品も開発され、日々色の便利さは進歩していると言っていいでしょう。

とはいえ、人間の胃袋の中に入る食べ物、飲み物の量には当然限度があります。

一方で、食に関連するビジネスは年々増え続けていますから、非常に競争が激しい業界です。

スーパーやコンビニ売り場では私たち消費者に買いたいという気持ちを掻き立てるような工夫がなされています。

行動経済学に関する書籍を読むと私たち人間がモノを購入する動機を知ることができて非常に面白いです。

そして、スーパーやコンビニに足を運んでみると商品を買わせる工夫が至る所に施されています。

故に何も考えずにスーパーやドラッグストアなどの日用品や食品売り場でなんだかわからないけど買いすぎてしまいます。

故に買いすぎから生じる負のループにハマらないように気をつけないといけません。

食べ過ぎ、飲み過ぎに注意

食品を買いすぎると冷蔵庫や冷凍庫の中がいっぱいになります。

冷蔵庫や冷凍庫の中がいっぱいになったとしても大体食べ物や飲み物は決まっていますから、食べ切ることができずに廃棄となってしまっては本当に勿体無いです。

事実、日本の全体の年間食品ロス量は約523万トン(一人当たりの食品ロス量は約64キログラムで世界6位)というとんでもない量の食品を廃棄しています。

これには、家庭でのロス以上に歩留まりの差から生じるゆえの食品生産現場でのロス(作り過ぎによる廃棄)も非常に大きいとは感じています。
ただ、買いすぎて食べきれない量の食品を買ってしまうのは、財布にも環境にも非常によろしくないことです。

イレギュラーな時こそ節度を持つ必要がある

そして、より買いすぎになってしまうのがイベント時です。

正月からクリスマスにかけて毎月のようにイベントがあります。
そして、そのイベントのごとに百貨店、スーパーマーケットやコンビニといった小売店が仕掛けてきます。

節分の恵方巻き、バレンタインデーのチョコレート、3月にはホワイトデーのチョコレートそのあとはゴールデンウィークなど梅雨時期の6月を除いたらイベントだらけです。

近年は恵方巻きが特に顕著に伝えられていますが、イベント時の食品ロスは特に顕著です。
私自身、スーパーマーケット勤務時はノルマを達成できずに数万円単位のクリスマスケーキを買わされ、結局食べ切ることができずにゴミ箱行きとなってしまいました。

売り手はイベント時にノルマという名のプレッシャーをかけられより消費者に買わせようとしますから、私たち消費者はより考えて食品を購入する必要があると思います。

性欲

性欲を制する必要はない

最後に性欲について考えます。

まず、前提として性欲を感じることは普通ですし、何も我慢する必要はないと考えています。

もちろん、結婚後の不倫は法律で不貞行為となりますから、その辺りの節度は保つ必要はあります。

ただ、普段性欲湧き上がる性欲を制する必要はないかなと思います。

男性視点になりますが、今はインターネットで無数に欲求不満を解消するコンテンツや商品が溢れかえっていますから、それだけ需要があるということでしょう。

男性が風◯に行きたくなるのも普通の感覚

そして、風◯店に行きたくなる感覚もおかしい感覚ではないです。

私自身、正直風◯には余裕で新車1台購入できるくらいの金額を使っていました。

今は、30代の中盤にもなり、欲求も以前と比較すると落ち着いて社会的にも病気が激増こともあり足を運ぶことはなくなりましたが、ふとした時に行きたいと思うこともあります。

優先順位を考えよう

とはいえ、1回あたりの金額は安くても1万円はかかります。※最近では数千円のお店もあるようです。

そうなると毎週のように足を運ぶようでは、当然お金もなくなります。
依存性も高いので、一度行って快感を味わってしまうと辞めるのは容易ではないです。酒やタバコと同じかそれ以上に強いと思います。

対策としては、大体のFANZAのようなコンテンツを利用し自慰行為で我慢することがその場で凌ぐことができる最有力の手段です。

もしくは風◯のお金で他に何ができるかを考えるかです。

私は、グラタンやトーストの料理がしたくてオーブンが欲しかったのですが、風◯行くことを我慢すれば買うことができると考えました。

他には、国内旅行にも行くこともできるから旅行に行った方が満足度が高いとも考えました。ただ、旅行の場合は旅行先で風◯を利用したくなるということもあり注意が必要になります。そのあたりの対策については、また別の記事で書きたいと思います。

最後に

物質的に豊かになった今は、射倖心やコンプレックスを掻き立てて我々を消費に向かわせる社会になっています。

特に食欲、性欲は、ストレスが溜まりやすい環境では本能的に浪費に向かいやすいです。

なので、本能に従った浪費をゼロにすることは非常に難しいです。
出費をアプリに記録することで支出を管理する見える化が対策としては有効でしょう。

そして、この記事では触れませんでしたが、「承認欲求」も今の社会で非常に大きな消費を占めています。
たくさんの人から認められたいという欲求は、三大欲求に続く第4の欲求と言っても過言ではないでしょう。

SNS、マッチングアプリは承認欲求からくる消費コンテンツの最たるモノでしょう。

ドーパミンを掻き立てる消費コンテンツは程々に睡眠のようなセロトニンで健康な状態を維持することが今の社会では非常に大切だと思います。

記事は以上になります。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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