べーす

MTGプレイヤー。主戦場はレガシー、Landsデッキを得意としています。

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最近の記事

【関帝連覇】Naya Lands構築概論【土地単】

こんにちは、べーす(@Dull04)です。 この度第18期関西帝王戦レガシーで優勝し、第17期からの連覇となりました。久々のLandsということでデッキ紹介をしようかとも考えたのですが、2ヵ月後のMH3で全てが崩壊するのが目に見えています。そこで今回は用いたNaya Landsの構築過程を紹介します。ここに焦点を当てた記事は珍しいかと思いますので、考え方の参考になれば幸いです。 なお、第17期で使用したのは《豆の木をのぼれ》コントロールです。誇大広告と言われたら全く反論でき

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    • 【モダン】4Cオムナス最新ガイド【CCF15位】

      こんにちは、べーす(@Dull04)です。 先日のCCF予選横浜に参加し、8勝1敗3分の15位で$600を獲得しました。一方でプロツアーの権利は13位までとギリギリ届かず。常々「引き分けは悪」と友人を煽っていた私ですが、そのツケが跳ね返ってきました。反省しきりです。 さて、今回プレイしたのはタイトル通りの4Cオムナス。本デッキには既にオムナスマスターのおたっくん氏(@otakkun_yuri)の記事、そしてBIGsもりしょー氏(@Toro1go)の記事が存在します。同記事は

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      • 【モダン】エスパーコンロール解説【プレミアム予選突破】

        こんにちは、べーす(@Dull04)です。 先日、ドラゴンスター日本橋3号店にてプレミアム予選を突破しました! 店舗予選抜け、プレミアム予選1没、そして2度目のプレミアム予選で突破。普段プレイしないモダンフォーマットのため、早々に抜けられたことは望外の幸運でした。今回使用したのはエスパーコントロール、有り体に言えばオリジナルのデッキです。既に各所で好評頂いているようで何よりです。 此方が権利を獲得した最新のリストになります。現モダン環境屈指のパワーカード《一つの指輪》を最

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        • 《The Tabernacle at Pendrell Vale》の裁定について-改

          先日の記事ではお騒がせしました。 結論から申しますと、先の記事で記載した裁定は誤りでした。 正しくは以下となるようです。 ●クリーチャーのコントローラーが誘発を忘れた場合、タバナクルのコントローラーが誘発の有無を決定する。 ●その場合、スタックが空になったタイミングで即座に誘発させるか、次のフェイズ開始時に誘発させるかを決定する。 ●タバナクルのコントローラーが誘発があることを宣言しつつ、クリーチャーのコントローラーが誘発を忘れた、などクリーチャーのコントローラー側にのみ過

        【関帝連覇】Naya Lands構築概論【土地単】

          【パイオニア】エニグマティックファイアーズ完全ガイド 【奇怪な具現】

          ■はじめに前回のラクドスミッドレンジの記事ではありがとうございました。予告通り、完全ガイド第2弾のエニグマティックファイアーズ編です。4/1の晴れる屋大阪TCのプレミアム予選を突破し、無事にファイナルへ出場出来ることとなりました。前々週から突破者を輩出し続け、続く4/2の晴れる屋日本橋店でも結果を出した、今最も熱いデッキです。 なおこのデッキは、既に東西のエニグママスターにより記事が執筆されております。是非此方も合わせてご覧ください。また、彼らに倣い本記事におけるデッキ呼称

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          第3回TCGフリマに出店します

          首題の通り、3/26にno+e PLACEで開催のTCGフリマに出店します。以前よりはまさんからお誘いは頂いていたのですが、第1回、第2回とどちらも都合がつかず念願の初参加という形になります。 出店品目は2つ。 まずは前回大人気だったと噂のディメンション・ゼロ。 コモンを段ボール2箱、レア、Sレアをストレージ数本分持っていきます。 (3.22追記)体調不良につき段ボール単位の用意は難しそうです。コモン、アンコモンは有用そうなところを抜粋して持っていきます。探しているカ

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          【パイオニア】ラクドスミッドレンジ完全ガイド

          ■はじめに 1月より、チャンピオンズカップシーズン3の店舗予選がスタートしました。フォーマットは再びのパイオニアということで、昨年11月に続いて取り組む必要が出てきました。幸いにして私は初戦で店舗予選を通過することが出来たので、ここで整理を兼ねて筆を執った次第です。 当面は台風の目となることが予想されるデッキのため、予選に参加される方は勿論、パイオニアに興味がある方は是非お目通し頂けると幸いです。 パイオニアの実績としては、シーズン1でエリア予選を突破し、ファイナルに参加

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          【パイオニア】No-Liliana Rakdos

          先日、晴れる屋広島店にてエリア予選を突破しました。 使用デッキのカテゴリこそ王道のラクドスミッドレンジですが、リストが主流のものと大きく異なるため、調整録として残しておきます。 https://article.hareruyamtg.com/article/65467/ 折角晴れる屋メディアにも紹介頂いたのですが、このリストの本質は《栄光をもたらすもの》ではありません。とはいえ同型に大きく有利を取れる構築のため、最後の予選に臨まれる方の参考になれば幸いです。 ■デッキ紹

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          URデルバー殲滅講座

          BMO開催まであと10日。UR系デッキの勢いは一向に衰えず、Tire1の座を欲しいがままにしている。そんなメタゲームではLandsがもっと勝って然るべき…というのが所感なのだが、今一つ勝ち切った報告を見かけない。 「土地単」でtwitterを検索すると、URに敗北しているプレイヤーの方が多いくらいだ。 著名なURプレイヤー、kiyoaggro氏の戦績。Landsにも大きく勝ち越している さて、これには大きく2つの要因がある。 1. 《ウルザの物語》型のLandsが主流とな

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          ラガバン禁止後のLands

          今現在、Landsは《ウルザの物語》を4枚採った形が主流となっている。 MTG Goldfish(以下金魚)に載っているリストは、細部の違いこそあれほぼ全てが《サーガ》4枚と3~5枚程度のアーティファクトに枠を割いた、所謂サーガLands(以下サーガ型)になっている。 一方の私はリアル、Magic Online(以下MO)の何れも《サーガ》を1枚のみとした純正なLands(以下純正型)を使い続けている。今回は、この2デッキの違いと使用理由について論じていきたい。 ・はじめに

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          TLS2020 TOP4レポート

          こんばんは、べーす(@Dull04)です。 先日行われたThe Last Sun 2020にて、4位という成績を収めることが出来ました。元々の予定から1年近くの延期を経ての開催。その度重なる延期から、デッキ選択や調整には本当に頭を悩まされました。折角ですので、その過程をここに記しておきたいと思います。 ・権利獲得 (上記リストからは《ニッサの誓い》4枚、《思考消去》3枚目、《時を解す者、テフェリー》4枚、《苦渋の破棄》が抜けております。) フォーマットがパイオニアとレガ

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          Lands相性評2021秋

          まさかLandsがTier1に立つ日が来るとは思いませんでした。 理由は至って単純。他のトップ層に死ぬほど強くて、赤字みたいな戦績になるからです。「こんなん最強デッキやん!」と思った方、ご安心ください。 裏ではしっかりDDFTに1-7してるしewlandonには7連敗してます。 ということで、今日の記事は皆大好き相性評です。 当然ながら細部のリストと習熟度に左右されるので参考までにどうぞ。 サーガは1、サーチ先もモックス4のみ。この形は私が起源です。 最新のリストは茂

          Lands相性評2021秋

          カードの状態の話

          巷で話題の福袋の件、私個人としては色々と否定的です。 福袋という商品はあくまで体の良い在庫処分、安売りであり、その安さには状態確認を含む接客コストも省かれていると考えるためです。 それともう一つ論点となるのが、「SP」と記載されたカードの状態。これはカードの状態に対する両者の認識の相違ですね。あくまで私の主観ですが、当カードはSP-~MP+の範囲に収まる程度の状態で、SPとして販売してもまあ違和感はない、というのが感想です。 そう、私の「主観」です。 これが今日の記事のテー

          カードの状態の話

          Lands after Modern Horizon 2

          モダンホライゾン2、襲来。 凄絶なインフレをもたらしたモダンホライゾン1。 その経験から発表直後は嫌な予感しかなかったものの、実際には幾分マイルドなセットだった。勿論《ウルザの物語》を筆頭にパワーカードは多いが、前回ほど環境は壊れていない印象だ。初日こそURデルバーが環境を席捲したものの、今は多種多様のデッキが勝ち上がっており、プレイしていて非常に面白い。 前環境はレガシーから離れていた私だったが、今回納得いくリストに仕上がったので解説することとした。 ・メインボード

          Lands after Modern Horizon 2

          レガシー徒然草

          "カルドハイム"発売。 そして彗星の如く現れた《ティボルト》デッキに対し、早速ルール改訂や禁止改定の議論が沸き上がっている。 はじめに断ると、本記は改訂の是非を論じた記事ではない。 私は現在、レガシーを含めて競技的なMtGからは距離を取っている。即ちMagic Onlineはプレイしていないし、《ティボルト》の脅威を体感したこともない。メタゲームの推移も"Lands"の進化も詳しく把握しておらず、論じられる立場にないというのが正しいだろう。 あくまでレガシーロートルの独り言

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          ヴァラクートの探検とLands

          ゼンディカーの夜明け、発売。 5年ぶりの来訪となったゼンディカーだが、些かカードパワーは抑えめで、レガシー環境へ与える影響は小さいセットに見えた。 その中で、早速結果を残した《ヴァラクートの探検》について論じたい。 ・環境のおさらい多種多用なデッキが存在するが、依然として環境を定義しているのは《王冠泥棒、オーコ》だ。もはやRUGミッドレンジとも呼ぶべきRUGデルバーと、節操なきマナベースの5c Snowko。これらに対抗する形でエルフやホガークといった、クリーチャー主体のコ

          ヴァラクートの探検とLands