オープンな時代に。
食卓やレストランの一枚のプレートに盛られた一切れのパンには、
誰かのものすごい愛や想いが込められているかもしれないし、
事実としてなにもないかもしれない。
食べる人の想像や物語が込められるかもしれない。
作る人と、食べる人、
物語を語るのはどちらか一方ということでもなく
食べる人が、自由に感じて、自由に語るから面白い。
たとえそれが作り手の語ることと異なる語りでももちろん構わない。
だから世界は複雑に広がって、
豊かになっていくのだと思う。