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19.ローマ1:18 神の怒りが啓示されている

というのは、不義によって真理を阻んでいる人々のあらゆる不敬虔と不義に対して、神の怒りが天から啓示されているからです。

ローマ人への手紙1章18節、新改訳聖書2017

神の義は福音に啓示されているのに対して、神の怒りは天から啓示されている、とパウロは言います。

神は実に、その愛のうちに、人間と一つになることを願っているのですが、人間の不敬虔と不義の問題のゆえに、そのままでは決して一つにはなれず、人間の祈りもかなえられない状態に陥っているのです。

しばしば聞く言葉に、「神が怒っている」というのがあります。人間は、なぜか神の怒りを知っているのです。

それが、神の怒りが天から啓示されているから。

多くの宗教に、「神」の怒りをなだめることが重要な要素としてあるのは、その結果でしょう。

でも、罪の赦しについては、人は自然のままでは知り得ません。なぜなら、罪の赦しについての喜ばしい知らせというのは、ただ福音の中にだけ啓示されているからなのです。

すべての人間のために贖いを成してくださった主に信頼を置くことで、私たちはこの神の怒りから救われるのです。

考えてみましょう:あなたに対して神がしばしば怒りを表している、という考えにとらわれていませんか。神があなたを愛していると確信しにくいことがありますか。

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