米国OP建玉(2024年2月23日)
みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。
今週は日経平均が34年ぶりに史上最高値を更新するという歴史的な日が誕生しておりましたが、米国市場も堅調な値動きとなりました。
米国市場は注目企業であるNVIDIAの決済が市場の予想を超えたこともあり、大きく上昇する展開となりました。VIXが下落する一方で、米国債10年金利は相変わらず高止まりしている感じですね。
それでは今週のご報告です!
①外国指数オプション
今週はNVIDIAの好決算によりS&P500、ナスダックが高値を更新する展開となりましたが、Russell 2000はマイナスとなっております。
NDX(NASDAQ100)
現在、コール、プット両サイドにクレジット・スプレッドを仕掛けておりましたが、ブルプットが満期により権利消滅、ベアコールも利益がでておりましたので決済しました。
ドルでは240ドルの利益なのですが、日本円だと15,543円にしかなりませんでした。これは為替が円安に振れて買い戻しのコストがかかったことと、為替手数料が往復で2%取られているのが要因です。
NVIDIAが決算前に株価を落としている状況があり、ナスダックも下げていたので、火曜日にアイアンコンドルを組みました。
こちらもドルだと92ドルのマイナスなのに、円にすると10万円をこえる含み損となってます。理由は為替手数料です。サクソバンク証券では、1%為替手数料が取られるのですが、NDXPはプレミアムが高額であることもあり、為替により含み損がかなり多くなってしまいます。
ちなみに、18850Cの損益詳細ですが、下記のとおり、為替損益で38,357円もマイナスになってます💦 ドル円が下げてくれないとなかなか利益確定が難しいそうな気がしてます。
RUT(Russell2000)
RUTは来週満期のアイアンコンドルを組んでおりましたが、プレミアムが減価してきたこともあり、反対売買して利確しました。残り1週間でガンマが大暴れする可能性もありますしね。
また、先週組んだアイアンコンドルが、良い感じで経過しております。こちらも円ではマイナスとなってますが、この調子で利益確定を狙っていきたいと思います。
SPX(S&P500)
SPXもNDXP同様に、満期が異なるアイアンコンドルを組成。今週満期のベアコールは権利消滅がほぼ確定しておりましたが、ブルプットがなかなか円ベースで利益化しないので苦労しておりました。
金曜日に漸くブルプットが含み益となりましたので、こちらも決済して利確しました。
また、新たに4/19満期のアイアンコンドルを仕掛けました。ちょっとボラが低下している最中なので「どうかな?」と思いましたが、ちょっと実験も兼ねてエントリーしてみました。無事、利確できるかな?
②米国国債20年超ETF(TLT)
今週のTLTは少し株価を上げましたが、まだまだ、金利が高止まりしている印象です。
CSPの94Pは含み益となりました。LEAPSロングの95Cは厳しい状況ですね。ちょっとロスカットしようかと考えましたが、しばらく放置することにしました。その分、CSPで利益を獲得していこうかなと。
③エナジーセクターETF(XLE)
XLEは少しだけ株価が上昇しました。少しだけ含み益が増えました。こちらは配当狙いの部分もあるので、安いところをコツコツ拾っていきたいと思います。
今週の収益
今週の結果は下記とおりとなりました!
今週は指数オプションで確定利益を56,330円を獲得できました。資産は先週より下げてますが、主な要因は下記です。
①指数オプションの含み損拡大(▲5万円)
②TLTの含み損改善(+2万円)
今週は総じて良いトレードができたと思いますが、指数オプションでの含み損拡大が足を引っ張ったようです。これはほぼ為替の影響によるものです。
サクソバンク証券の場合、現時点の含み益に決済用の費用も含まれて算出されておりますので、円安に振れるとそのコストが高くなり含み損が悪化します。まあ、これは仕方ないかなと。
為替の影響が大きいのはプレミアムが高額なものなので、NDXPについてはエントリーの際の権利行使価格をちょっと安いものを選択しないといかんなと思ってます。
本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます!
ありがとうございました!