【米国株OP】ダブル・ダイアゴナル(QQQ)ローリング(2023年12月15日)
みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。
ダブル・ダイアゴナル戦略をとっているQQQですが、今週、株価が大きく変動しましたので、結構、激しくローリングを実施しました。
ローリング概要
ローリング前のダブル・ダイアゴナル戦略のロング・ストラングルの建玉は下記のとおりでした。
12/11(月)
12/11(月)の相場で、QQQの株価が+0.86%上昇して、直近の高値を更新してくる展開となりました。この時点でのロング・ストラングルの合計のデルタは0.13と大きくプラスに振れておりました。
この時の389Cのデルタは+0.64であったので、401Pロングをロスカットして、同じ満期日の409P(デルタ-0.64)をロングしてデルタニュートラルとしました。
12/12(火)
翌12/12(火)の相場は、CPIの発表日でした。CPIは予想どおりの結果であり、ややインフレの懸念が解消されたでしょうか?米国債の金利低下に伴いQQQの株価も引け間際には+0.78%の上昇という展開です。
再び、デルタがプラスに0.08傾きました。様子見してもいいかなと思ったのですが、389Cの含み益も10万円を超えていたので、これをヘッジする意味でもローリングをした方がよいと判断し、ローリングを実施しました。
12/13(水)
翌日水曜日ですが、なんと、この日もQQQの株価は大きく変動しました。この日はFOMCがありまして、政策金利は予想どおり据え置きだったのですが、来年度の累計で「0.75%利下げ」が中央値となっており、これが予想していた「0.50%利下げ」より良い結果だったため、米国債10年金利の下落を引き起こし、ナスダックが急上昇する展開となりました。
この株価上昇により、ダブル・ダイアゴナルの合計のデルタが+0.13まで傾きましたので、昨日ローリングした414Pを再びローリングすることに。389Cのデルタが+0.71と大きくなっておりますので、プット側も-0.69のデルタであった418Pを選択し、ローリングしました。
420P以降の権利行使価格が5ドル刻みで綺麗にデルタニュートラルとなる権利行使価格が選択できなかったので、近いものを選択しました。
その後も株価は上昇して、現在のデルタは+0.09程度プラスに振れているという状況です。損益グラフは下記のとおりとなっております。
現在の損益
ロング・ストラングル
今回のローリングにより、さらに▲158,156円の損失を計上する形となりました。前回のロスカット分と含めると▲276,266円のロスカットとなります。現在の含み益を加えた評価額も▲133,630円とかなりマイナスが大きくなっております。
現在、ドル円が大きく下落しており、含み益が目減りしているのも大きな要因となっております。
ショート・ポジション
OPのショート・ポジションの方は、今週決済建玉がありました。現在のところの損益は+32,092円となります。
トータル損益状況
合計の損益は下記のとおりとなりました。前回(2023/11/24)に比べて、かなり評価損が増えてしまいました。
まとめ
今回はQQQのダブル・ダイアゴナル戦略のローリングのご報告でした。今週は3回もローリングすることになり、結果的には、手数料分損失を広げることになってしまいました。
先ほども触れましたが、サクソバンク証券の円口座では、取引の往復で合計2%の手数料が加算されるので、株価の大きいQQQでは結構な割合で為替手数料が必要となります。
まあ、株価は下落する可能性もあったので、大きく動いた場合は、ローリングするしかないかなと考えております。
本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます!
ありがとうございました!