米国OP建玉(2023年11月3日)
みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。
11月相場が開始されました。10月は散々な米国市場でしたが、11月に入り漸く反発に転じました。
ドル円が直近高値を更新する展開もありましたが、金曜日の雇用統計の数値により円高株高に振れてますね。VIXが21%台から一気に14%まで剥げております。
それでは今週のご報告です!
①S&P500 ETF(SPY)
今週のSPYは2週連続で弱い展開でしたが、一気に戻してきましたね。
まずはロング・ストラングルの建玉状況から。
今回の株価の上昇で一気に、デルタマイナスからプラスに転じました。先週のデルタが-0.18でしたが、現時点でのデルタは+0.18です。こうなるとボラも剥げてきて、グラフ全体は下に沈む形で含み益がドカンと減ってしまいます。
やはり、先週のデルタが大きく傾いた時点でニュートラルにして利確をしておくべきでしたね。
今週の決済建玉は下記のとおり。先週含み損であった409Pショートが株価の上昇により含み益に転じましたので利確しました(①)。
また、株価の上昇によりフリートレードにしていた435C/436CのブルコールがATMまで迫ってきておりましたのでこちらも利確しました(②)。
残りは満期で権利消滅となり利確し、合計で32,524円の確定利益となりました。
現在の建玉は以下のとおりです。今週満期の409Pショートを利確しましたので、11/17満期(2週間後)の409Pにローリングしました。その後、さらに株価上昇となり410Pロングを組み合わせてフリートレードに組成しております(③)。
フリートレードを組んだので、新たに同じ満期の417Pショートを建てて(④)、431Cショート(①)とのショートストラングルという状況です。
来週満期の431Cショートが現在ITMとなっております。このまま株価が上昇していくようであれば、一度、SPYの建玉を全決済しようかと思います(フリートレード玉以外)。
現在、サクソバンク証券では、2025/12/19満期のOPチェーンが表示されず、ちょっと不便なので、LEAPS400Cロングも一度決済してもいいかと思ってます。
幸い、ボラ下がってきているので、すぐにSPYに入るタイミングもありそうですしね。
②エナジーセクターETF(XLE)
今週新規建玉を追加しました。ステートストリート社の米国セクターETFの一つであるエナジーセクター(XLE)になります。エントリー詳細は下記noteに詳細を記載しましたのでご確認ください。
こちらもSPY同様にロング・ストラングルを組んでます。
現在の損益グラフは下記です。デルタニュートラルでエントリーしましたが、ややデルタがマイナスに振れております。
ロング・ストラングルに、SPY同様、両サイドに売りをかぶせて、ダイアゴナルスプレッドとしております。
株価が低いこともありますので、今後、ボラがさらに低下した場合は、ロング・ストラングルを追加することも検討してます。
③米国国債20年超ETF(TLT)
今週、雇用統計の結果を受けて、米国債10年金利が大きく下落して、漸くTLTの株価も反発しました。
今週、現物株を1枚購入して16株としました。取得単価が90.54ドルから90.11ドルに下がりました。
このままプラ転していくかな🤔 安いところはもう少し拾いたいところです。
今週の収益
今週の結果は下記とおりとなりました!
今週は確定利益を比較的大きく計上できましたが、SPYのプレミアム剥げにより大きく資産を減らす展開となってしまいました。SPYがデルタマイナスからプラスに移動したことで、プットサイドの含み益を大きく減らしたことが要因です。
このまま米国株が年末ラリーで上昇をしていけば、再び含み益を得ることができそうですが、どうだろう?
あと、サマータイムが終わりますね。来週の相場から、日本時間の23:30オープンとなります。つらい季節の始まりですね~。
本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます!
ありがとうございました!