見出し画像

【米国株OP】キャッシュ・セキュアード・プット(TLT)ローリング

みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。

今回、久しぶりにキャッシュ・セキュアード・プット(CSP)をした米国債券のETFであるTLTをローリングしましたのでご報告です。

エントリー詳細

TLTをCSPしたときの詳細は下記のとおりです。

  ・エントリー日時  2024年1月3日 5時5分
  ・オプション  プットオプション
  ・権利行使価格  96.5ドル
  ・プレミアム  0.80ドル
  ・満期  2024年1月26日
  ・株価  98.22ドル

新年早々、CSPを仕掛けようと思い、最近、株価が好調であったTLTをエントリーしてみました。株価は98ドルくらいなので、約2%したの95.6Pを選択しました。

下記は、TLTのチャートですが、その後、インフレ懸念が再発し、TLTの株価はどんどん下落する展開となりました。エントリーから3日後にはITMとなっております。

ローリング詳細

TLTの株価はその後も上昇することもなく、デルタは-0.9を超えるDITM状態で満期日の週を向かえる展開となりました。

1/23の相場で、引け近くにさらにTLTの株価が約1%下落する展開がありましたので、権利行使されるのを防ぐためにローリングを実施しました。詳細は下記のとおりです。

96.5P@0.8(-1枚)⇒ 2.64(▲28,760円)
96.0P@2.74(-1枚) ※2/16満期

96.5Pを2.64ドルでロスカットして、新たに2/16満期の96Pを2.74ドルで売りました。これにより、0.1ドルのクレジット(受け取り)となりました。

  ・エントリー日時  2024年1月24日 5時50分
  ・オプション  プットオプション
  ・権利行使価格  96.0ドル
  ・プレミアム  2.74ドル
  ・満期  2024年2月16日
  ・株価  93.88ドル

もし、今後、株価が上昇に転じて、満期日に権利消滅となれば、トータルで0.1ドルの利益となるわけです。つまり、今回ロスカットした分の損失がなくなるわけですね。

96.0Pはデルタ-0.7でITMとなります。今後、どうなるかわかりませんが、また、ITMになるようであれば、同様にクレジットとなるようにローリングしていこうかと思っております。

ローリングもストラテジー発注!

今回のローリングは、サクソバンク証券のオプション戦略というストラテジー発注の機能を利用しました。

下記がオプション戦略画面になりますが、買い決済と売り建てを同時に発注することが可能です。

この場合、赤枠の部分に0.1ドルという指値を入れておけば、かならず0.1ドルの受け取り(クレジット)でローリングすることが可能です。

これまでは、決済と売りを別々に取引する必要があったので、クレジットで玉を建てることができないケースもあったのですが、このストラテジー発注を使えば、そんな心配は無用になります。これはとても便利ですね!

まとめ

今回は、久ぶりに実施したCSPのご報告でした。正直、ITMなるとは思っていなかったのでロスカットは想定外でしたが、まあ、ボラが盛ったいいところでエントリーできたと思いますので、96.0Pを利確できればと思っております。

今年の米国株式オプションはホイール戦略を中心にトレードしていきたいと思いますので、また、ご報告できればと思っております。

本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます!

【免責事項】
※内容の正確性については万全を期しておりますが、私の個人的な視点、理解を示したものであり、完全性、正確性、適用性、有用性等いかなる保証も行っておりません。
※内容に基づく判断については、利用者の責任のもとに行うこととし、一切の責任を負いません。
※内容に関しては、将来、予告なしに変更する場合がございます。

ありがとうございました!