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36‐37シーズン 中盤戦

おそらく大半の方が、僕の事は知らなくてもnoteの記事キッカケで知ってくれて、それで僕の周りの人も知って頂けたら幸いだし、遠くの方やなかなか現場に来れない方は配信などで交流して頂けたら嬉しいです。

生配信ライブが9/17、9/18にあります。
良ければチャットご参加下さい!

https://www.youtube.com/@cafecomado/streams

TV出なくても誰でもネット駆使して何かしら残して発信したら、出会える時代!

では36歳、後半戦です!
と言いたいところですが、書くこと多くて3部構成になります(笑)
2023年3月〜4月前半を中盤戦とさせて頂きます。
では、よろしくお願い致します!

●2023年3月
オフィス北野時代の盟友『マッハスピード豪速球』の単独ライブを観に新宿バティオスへ。満席。
最新のマッハのコントを堪能。二人が演じるコミカルかつ人間味のあるキャラクターと実体験の着想をコントに昇華したようなネタの数々に心が震えた。素晴らしいコント、ご馳走様でした!

●『第12回コマド寄席』
出演者
大人のお笑い(平井“ファラオ”光・おせつ・三福エンターテイメント)
マッハスピード豪速球
うちまつげ
石出奈々子
服部拓也

今回も久々に会うメンバーとユニットでの出演者も交えた寄席。
2部のコマド・ロワイヤルまで盛り上がった、芸人さんも楽しそうだったのが本当に嬉しかった。

●『WBC日本代表優勝』
朝から連日、熱狂の興奮。
結果を出せば褒めて、出さなきゃ叩くネットの解りやすい反応も楽しみつつ、結局みんな応援してるんだなと。
手のひら返しも含めて人間。
とにかく日本代表素晴らしかった!感動をありがとう!

●4月前半
『介護芸人トーク』
介護施設での勤務歴10年以上のマッハスピード豪速球・坂巻さんを講師に迎えて、介護の実態、現場の現状、これからの介護についてトークするという一見お笑いライブじゃないドキュメント的なトークライブだったけど、芸人の話術で、硬めのテーマも見やすくなってたんじゃないかと思います。

日本て今、「高齢化社会」ではなく「超高齢社会」なんです。

“化”じゃなくもうそんな“社会”になってるて事ね。
(人口の29%が65歳以上の状態)

ほんとに知らない事が多く勉強になりました。

「芸人2万人時代」(服部の推測)
多種多様で良い。自分だけの経験が一番強いと思ってて企画してみました。
こういう内容をアメトーークなどでやって欲しいなと思いました。
バラエティの力で知ってもらう機会を。(売れっ子の力使って)
NHKでやってるかもしれませんが。
このライブは映像編集して見てもらえるようにしたいと思ってます。

●『第13回コマド寄席』
出演者
ふとっちょ☆カウボーイ
松尾アトム前派出所
インデペンデンスデイ・久保田
リクロジー
おちもり
そると
服部拓也

ピン芸人多めの会にスケジュールの都合により同い年で東京で知り合った同期「インデペンデンスデイ・久保田」がわざわざネタ作って出演してくれた。昔、ヤーレンズ・楢原とニュークレープ・リーダーどルームシェアしてた時によく誕生日会などやっていて、そこで仲良くなった。

久々の再会は楽しいライブで何故か出ていない銀座ポップ氏が打ち上げに来て、一番楽しそうだった。良い夜。

●『初めてのオーストラリア旅行』
奥さんと奥さんのお母さんと3人で、お兄さん一家の住むシドニーへ。
7.8時間程かけて、飛行機を乗り継ぎ到着。
湿り気の無いカラッとした秋前のシドニーはとても快適で心地良かった。

建物も道路も街並も大きかった。
時差は日本より1時間進んでいる。

物価は日本の2.5倍くらい(普通の並ラーメン1杯1500円)
色々、見たり現地に住むお兄さんに聴くとオーストラリアは現在バブル期でかなり経済的に良く時給が2000円以上らしい。

どうりで1500円のラーメンが成立するんだと思った。
(この辺の文から割りと偏見などが出てます!)

味は間違いなく日本が美味しいです。
そこで思った、日本は1000円のラーメンが高いと文句言う奴が居て(そんな奴はカップ麺でも食べりゃ良いし、食べないか、もしくは僕は金稼げば良いと思ってて。)
これだけ、戦争やエネルギー・物価高の影響で小麦も値段上がった中で価格上げるのは必然だし、今までその1000円のラーメンが(仮)900円で提供されていたとしたらとんでもない企業努力とサービスなのかなと僕は想うようになりました。
でも、1000円のラーメンを高く感じさせて文句言わせる国民を生んだ国作りにも問題があるんだなと考えました。
時給1000円でラーメン1食飛ぶわけですから。

そこを考えると高く感じてしまう。
でも、企業努力の部分をもっと伝えてそれでも安く美味しく提供しているという事を理解しないといけないし、文句言う奴は理解するしかないと思うし、国は電気代やらなんやら上げるなら、賃上げをもっとせぇってのも思うね。
ま、日本に住む以上、文句あるなら文句良いながら選挙行って、意思表示して、努力して、稼ぎ倒すしかないなと。

そんな事を快適なシドニーで遠く日本のダセェ奴(ちゃんと努力してたらごめんね。)に腹立ったのも良い思い出。

●『エアーズロックとラクダ』
“地球のへそ”と言われる神秘的な大きな岩を観にウルルという乾燥したリゾート地へ。
ホテルから見えるパワースポット・エアーズロックに興奮して、部屋とベランダではしゃいでると、「部屋を汚すな!!!」とエアーズロックを背景に奥さんに怒られた。
エアーズロックを凌駕するとんでもないパワーだった。

別日、ラクダに乗れる「乗ラクダ」(乗馬ではないからこんな表記にしてみた)ができるという事で、3人でそれぞれ乗ラクダ。
ラクダは、めちゃくちゃ目が優しく、コブは固いと思ってたけど、とても柔らかかった。3メートルくらいの高さで走行30分程の乗ラクダ。
快晴の中、エアーズロックを見ながら、乗ラクダ。

地球を歩いてる感じがした。
解脱・脱力的に頭と身体と心の毒素が抜けていく気がした。

アボリジニも見た。この辺の旅行話はまた改めて書きます。

●『なんでシドニー空港で泣いてるねん。』
3日程滞在して、ウルルを満喫。
ウルル空港から2時間程のフライトでシドニー空港には18時頃到着。
翌日の朝に日本に僕だけ帰るので空港でお母さんと奥さんと別れて、空港内にあるコロナ検査場を探す。(当時まだ帰国するには陰性証明が必要だった。)
空港のWi-Fiが繋がり日本からLINEが入って居た。
Yahooニュースのリンクが知り合いから入っていて「インデペンデンス」という文字と二人の写真だけが脳に入って来て、「え!売れた!!!インデ!」と思いページを開くと、久保田が亡くなったというニュースだった。

気付くと歩けなくなり空港のベンチで涙とうなだれ。
意味が解らなかった。
ほんの10日程前、一緒にライブやって打ち上げまで楽しく元気そうだったのに。悔しさと悲しさ。
最寄り駅も近かったのでまた呑もうと言ってたところだった。
もう呑めない、会えない現実を受け入れられなかった。

とにかく何とか重い腰を上げて、無事検査を終えて、帰宅。
翌朝お世話になったお兄さん一家に挨拶して一人で帰国。

ほとんど眠れず、オーストラリアの空を眺めながら久保田との思い出に浸る。

「なんで、シドニーの思い出にお前が入って来るんだ!おかしいだろ!」って思って、
空見てたら、「服部くーん、出ちゃってごめんねーえへへ(笑)」みたいな久保田を想像して、笑ってしまった。
機内の窓から見える雲の前に二コやかな顔の久保田。
(映画とか漫画である見守ってるみたいな)

となりの黒人さん驚いてたのお前のせいだからな。
死んでも面白いってなんだよ。
あと、コマド寄席のネタ前のがなり(名前をコールする事)で「インデペンデンス久保田」って間違えてごめんな。

初めて俺のライブ出てくれて、最初で最後のがなりになったし、間違えてしまった。
もうちゃんと謝れないじゃないか。
多分、君は「全然良いよ」って言うかもしれないけど。

相方の内藤さんや近くに居た人はとてもショックだったと思います。
それから後日、色んな芸人に会うとみんな、悲しんでてこんなに色んな人から愛されてた逸材が早くに逝ってしまって残念。
あー、ホント残念!

そこから自分の健康についても考えるようになりました。

後悔しなかった事は、コンビ出演でオファーしたけど、ピンでの出演でも良い?って聞いて来て、その心意気が有り難く出てもらった事。

僕が考えた企画のコマド・ロワイヤルも一緒にできて、僕が面白いと思ってる久保田が楽しんでくれたのが本当に嬉しく、そんな仲間が居て、みんなに愛される男と仲良くできた事は僕の誇りです。

本当に志、半ばだったと思うけど、家で一人の酒の飲み方とか後々聞いたら、そら、お前、体悪くなる!ってくらい酒飲んでたみたいで、自由に好きにやって、めちゃくちゃ芸人らしく逝ったなと僕は思います。

彼が亡くなって、なんかちょっと気持ちが弱い時や迷った時に、俺が面白いと思った久保田が俺のライブ楽しんでくれたから何も間違ってねーぞ!って自信を持てるようになりました。

あとは、やりたいことは先送りにせず、前のめりに能動的にやるべきなんだなと思うようになりました。
あの日、共演してなかったらずっと後悔してただろうし、共演した結果、新しく色々と気付くキッカケを彼は教えてくれた気がします。

そんな事を本人に言うと、
「え、そんな事考えてなかったわ(笑)」って言いそう。

ほんとに憎めない素敵な面白人間!
これからもっと一緒にバカやりたかったけど、また会う時までの楽しみにしてるぞ!
同期で同い年で、仲良くなれて本当に良かったよ。
まだまだ俺は泥臭くやるから見ててくれ!
また呑もうな!
ありがとう!

改めて、我が盟友インデペンデンスデイ・久保田剛史くんのご冥福をお祈りします。

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