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30.11:43 電子書籍の沼から抜け出したい、わけでもない。

買い出しから戻ると、不在票がポストに。
本当に、タイミングが悪い。
この場合、悪いのは私の方です。
決して、毎日一生懸命配達されている方々ではありません。
本当に申し訳ない気持ちです。
不在対応も配達員の仕事だから、と言う人がいるが、仕事でも嫌な気持ちにはなるし、きっと再配達にかかる負荷は私たちが考えるより大きい。
私は、出来れば人に嫌な気持ちを味わわせたくないし、負荷もかけたくないと思うのです。

さて本題に。
節約を心がけたいところだが、本を買いたい衝動が抑えられない。
予算オーバーだとわかっていたのに、また本を買ってしまった。
今日は合計5冊。
ファッションの本1冊、エッセイ本3冊、片付けの本1冊である。
今回はすべてkindleで電子書籍を購入した。

電子書籍は「沼」だ。
何故なら、本が直ぐ手に入るから。
紙の本は、読みたいその時に手に入れられないことがある。
というより、本屋か図書館に住んでいない限り、またその本屋か図書館の規模があり得ないほど大きくない限り、読みたい本を直ぐに手に取ることは出来ないだろう。
しかし、電子書籍はそれが実現してしまう。
読みたい時のとてつもない「欲」を抑え込みたければ、電子書籍に手を出してはいけないのだ。
価格も安くなるので、より沼に引きずり込まれてしまう。

わかってはいたのに、余りにも本が増えたために徐々に電子書籍を購入するようになった。
どうしても紙で欲しい本、というのが存在する。
しかし紙の本を並べて嬉しがるよりも、1冊でも多く読みたい時があるのだ。
レコード収集と紙の本購入はどことなく似ているのかもしれない。

今では同時並行で読む本の数も、ものすごいことになっている。
以前は、10冊程度だったのに、今では20冊に近づいている。

毎日読まない本もあるにはあるのだが。

どうしてこんなに本が面白く感じるのか。
じっくりと考えたことが無かった。
考えてもきっと答えは出ないし、出す必要もない。

しかし、お金が飛ぶように出ていく。
特に電子書籍は価格が安いというマジックのせいで複数冊買ってしまい、どんどん「沼」にお金が吸い込まれていく仕組みだ。

食欲、睡眠欲、性欲に読書欲も加えてもいいのではないですか?
最近そんな風に感じるほど、読書欲が爆発している。
手元にある本だけで満足できない。
色々な方が、色んな本をお薦めしてくれるものだから、片っ端から買って読みたくなってしまうのだ。
などと人のせいにするくらいに、私の欲は留まるところを知らない。
文字にすると、ただの浮気性の人間みたいだが。

読書欲の爆発は決まって家計が苦しい時だ。
もしかして、節約でたまったストレスが本に向かっているのでは。
電子書籍の「沼」から抜け出せないし、抜け出したくもないのだが、noteを書くことで少し冷静になれればと思った。
分かっているのだ。
沼は落ちていく一方だが、私の懐には底がある。

次にkindleで購入ボタンを押しそうになったら、空っぽの財布を想像してみよう。
効果は無いかもしれないが。
いや、きっと無い。

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