DYNA 【日本ChatGPT研究所】

Unityエンジニア 🎮 網羅的に画像生成AIの情報を発信⚡️ ノーベル氏の日本Chat…

DYNA 【日本ChatGPT研究所】

Unityエンジニア 🎮 網羅的に画像生成AIの情報を発信⚡️ ノーベル氏の日本ChatGPT研究所所属

最近の記事

Midjourney Region機能紹介

はじめに今回はMidjourneyから新機能「Region」が出たので早速触ってみました。 使い方を紹介します! 「Region」機能とは、要するにInpainting機能です。 投げ縄で部分選択して、そこにプロンプトを当てて、部分編集ができます。 Midjourneyはクオリティが圧倒的に高いサービスなので、とても嬉しいですが、他の多くの画像生成サービスは既に実装されているので、やっとか〜というのが正直な感想です。 めっちゃ美味しいラーメン屋の頑固親父店主が、今までは

    • 【Stable Diffusion webuiの教科書】LoRAの使い方

      はじめに今回はStable Diffusion WebUIでのLoRAの使い方について解説します。 LoRAとは「Low-Rank Adaptation」の略で、 ファインチューニングよりも手軽に特定のタスクを学習させる手法です。 特定の画像を数十枚学習に使用するだけで、 その画像の特徴を画像生成の結果に反映させることができます。 例えば、LoRAを使わずに「日本人男性」というだけのプロンプトで画像生成を行うと様々な日本人男性の画像が生成されます。 しかし、「ボディービルダ

      • 【Stable Diffusion webuiの教科書】プロンプトの基本とコツ

        はじめに今回は実際にStable Diffusionで画像生成するにあたり、 どのようにプロンプトにすれば思い通りの画像を生成できるか、 その基本となる考え方やコツについてお伝えします。 一番は自分で触りまくって傾向などを掴んでいくことですが、 まずはその初歩となる考え方についてです。 語順による制御まずは、プロンプトは先頭に近いワードほど大きく影響する傾向があります。 下にこの画像を生成した際のプロンプトを載せています。 この場合「best quality」が最も影響力

        • 【Stable Diffusion webuiの教科書】WebUIの基本操作

          はじめに前回はStable Diffusion WebUIの始め方、環境準備についてでした。 今回はStable Diffusion WebUIの基本的な使い方についての説明です。 この【Stable Diffusion webuiの教科書】シリーズは、この先も続けていきますのでご興味のある方は是非フォローのほどよろしくお願いいたします! txt2img の画面説明まずは「txt2img」画面の説明からです。 ちなみに「txt2img」は「text to image」のこ

        Midjourney Region機能紹介

          【Stable Diffusion webuiの教科書】Google Colaboratoryで環境構築

          はじめに今回より画像生成AIの「Stable Diffusion」の webuiを使用した画像生成についてのシリーズを投稿していこうと思います🔥 導入方法から基本的な使い方、様々な拡張機能の使い方、 AI美女の作り方、もっと実務的な使い方までは網羅的な教科書シリーズに仕上げていきます!! 他の画像生成AIサービスと比較して、環境の構築が少しややこしく感じ、 足踏みしている方も多いかと思います。 しかし、最初の導入だけクリアすれば、他の画像生成AIにはない拡張性で より細か

          【Stable Diffusion webuiの教科書】Google Colaboratoryで環境構築

          【画像生成AIの教科書】 良いプロンプトの見つけ方

          はじめにこんにちは!DYNAです! 今回は「良いプロンプト」ということで、 「良いプロンプト」て何か?というと、 自分のが出したい画像を出すことができるプロンプトという 定義にさせていただきます。 「ShowCaseでプロンプト見れるで〜」や 「画像からプロンプト出す機能あるやん」という声も あるかと思いますが、 自分の頭の中にある想像した画像を出したい時は、 それらは使えません! そんな時のために私が普段どのように、 学習しているかという内容を共有いたします。恐縮! 画像

          【画像生成AIの教科書】 良いプロンプトの見つけ方

          【画像生成AIの教科書】 画像生成AIの仕組み ~拡散モデル~

          はじめに最近一層と賑わいを見せている画像生成AIですが、 なぜ文章を入れるだけで、素敵な画像を出してくれるのか気になったことはありませんか!?ありますよね!ありますね! 不思議ですね。 今回は「txt2img」を実現している技術について解説いたします。 今回紹介するのは、Stable Diffusionの仕組みです。 CLIPという技術と拡散モデル(ディフュージョンモデル)という技術です。 拡散モデルは、Midjourney や DALL•E など最近の主力画像生成AIで

          【画像生成AIの教科書】 画像生成AIの仕組み ~拡散モデル~

          【画像生成AIの教科書】 活用事例と今後の展開

          はじめにこんにちは!DYNAです。 ChatGPTや画像生成AIの話題を毎日のようにニュースで見ますよね! しかし、最も熱を帯びていた時よりは少し下火になってきているようにも感じます。なぜでしょう、、? 「こんなことできるAI誕生!!」「あんなことできる機能があります!」といった話ばかりで、じゃあ実際にどう活かしていけば良いのか分からないから興味が薄れてきているというのが実際ではないでしょうか? 今回は私の知っている画像生成AIの活用例をいくつか紹介するのと、 今後どのように

          【画像生成AIの教科書】 活用事例と今後の展開

          【検証】 画像生成AIの定番のプロンプトの型は本当に効果的なのか?

          はじめにこんにちは! 私は新しいツールを使うと、 まず「仕組み」が気になってしまいます。 エンジニアの性でしょうか。。。 画像生成AIも同じで、論文などを読み漁り仕組みを理解した上で その次に行うのが「検証」です。 今までいくつも画像生成AIでの検証を行なってきたので、 それを記事にします。 そして「画像生成AIの教科書シリーズ」とは別の 「検証シリーズ」として投稿していきます🔬 今回の検証は、プロンプトの定番の型は本当に効果的なのか?です。 定番の型とは <方向性>,<主題

          【検証】 画像生成AIの定番のプロンプトの型は本当に効果的なのか?

          【検証】 画像生成AIのプロンプトに同じワードを沢山入れれば結果はかわるのか?

          はじめにこんにちは! 私は新しいツールを使うと、 まず「仕組み」が気になってしまいます。 エンジニアの性でしょうか。。。 画像生成AIも同じで、論文などを読み漁り仕組みを理解した上で その次に行うのが「検証」です。 今までいくつも画像生成AIでの検証を行なってきたので、 それを記事にします。 そして「画像生成AIの教科書シリーズ」とは別の 「検証シリーズ」として投稿していきます🔬 今回の検証は、プロンプトに含める同じワードを沢山入れたら、結果に反映されやすくなるのかです。 た

          【検証】 画像生成AIのプロンプトに同じワードを沢山入れれば結果はかわるのか?

          【検証】 画像生成AI語順によって出力結果は変わるのか?

          はじめにこんにちは! 私は新しいツールを使うと、 まず「仕組み」が気になってしまいます。 エンジニアの性でしょうか。。。 画像生成AIも同じで、論文などを読み漁り仕組みを理解した上で その次に行うのが「検証」です。 今までいくつも画像生成AIでの検証を行なってきたので、 それを記事にします。 そして「画像生成AIの教科書シリーズ」とは別の 「検証シリーズ」として投稿していきます🔬 今回の検証は、プロンプトに含めるワードの順番で 出力結果に差は出るのか?です。 文章の前の方が、

          【検証】 画像生成AI語順によって出力結果は変わるのか?

          【超無料級】Midjourneyのちょいテク紹介

          はじめに 普段、私がMidjourneyで画像生成をする際に、 使うちょっとしたテクニックを共有いたします。 簡単な内容ばかりなので、知らなかった人は是非使って下さい👍 1. Remix Mode まず紹介するのは「Remix mode」です。 参照する画像を選んで、その画像に対してプロンプトで微調整が可能です。 上の画像で言うと、左の黄色い蝶ネクタイをしたパンダの蝶ネクタイの色を 赤色に変更したかったので、Remix mode を使って出力しました。 元々のプロンプト

          【超無料級】Midjourneyのちょいテク紹介

          Midjourneyで顔変更できるプラグイン「InsightFace」

          はじめに 今回はMidjourneyのプラグイン「InsightFace」を紹介します! どういった機能かと言いますと、 登録した顔の画像を、他の画像に合成できるというものです。 顔だけを綺麗に合成してくれる優れものです😎 使ってみた 後で方法は紹介しますが、まずはともあれ結果から! 今のアイコンに設定している自分の顔を合成してみました。 自分で見ても、自分の顔のパーツになっていると感じますので、 かなりの精度です!かなり自然です! それと、余談ですが、自分大好きマン

          Midjourneyで顔変更できるプラグイン「InsightFace」

          【検証】 画像生成AIのプロンプトで精度が高いのは「文章」or「単語」?

          はじめにこんにちは! 私は新しいツールを使うと、 まず「仕組み」が気になってしまいます。 エンジニアの性でしょうか。。。 画像生成AIも同じで、論文などを読み漁り仕組みを理解した上で その次に行うのが「検証」です。 今までいくつも画像生成AIでの検証を行なってきたので、 それを記事にします。 そして「画像生成AIの教科書シリーズ」とは別の 「検証シリーズ」として投稿していきます🔬 今回の検証は、プロンプトは文章で入力するべきか? はたまた、単語をカンマで区切って入力するべき

          【検証】 画像生成AIのプロンプトで精度が高いのは「文章」or「単語」?

          【画像生成AIの教科書】 権利問題について

          はじめに生成AIについて調べていると、よく目にする権利問題。 画像生成AIにおいても、自身の作品が不当に AIの学習に利用されており、権利侵害を訴える声があります。 今回の話でいう「権利」とは著作権です。 AIの著作権侵害で考えるべき観点は2つ。 1.開発側:著作物を学習用データに使用すること 2.利用側:著作物を利用して画像を生成すること この手の話はかなりデリケートですが、 画像生成AIを使う者として重要な話です。 特別法律に詳しい訳でもない大阪在住のいち三十路と

          【画像生成AIの教科書】 権利問題について

          【画像生成AIの教科書】 今の画像生成AIが苦手なこと

          はじめに皆様こんにちは! 画像生成AIについて情報発信をしているDYNAです! いきなりですが、私たちが普段使っている画像生成AIって 実は結構バカなんですよ!! という言い過ぎですが(開発者の人ごめんなさい)、 意外と知られていない 「え!あんな綺麗な絵を作れるのに、こんなこともできないの!?」 という苦手なこともあったりするんですよ😇 今回はそういった苦手を紹介していきます。 ちなみに、タイトルにも「今の」と付けている通り、 2023年5月現在の話です。 これからは確

          【画像生成AIの教科書】 今の画像生成AIが苦手なこと