dyudyu

小説を書いています。普段は音楽をやってます。最近はレッスンばかりやってますが、事細かに…

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小説を書いています。普段は音楽をやってます。最近はレッスンばかりやってますが、事細かに分析して教えるのが好きでして。ジャンルはジャズなど。

記事一覧

どうやったら小説を書けるようになるか

天才でない凡人の場合。 しかも高校生くらいでそう思ったわけでなく、40過ぎてそう思った場合。(ちょっと酔ってます)。 私はアホかな!? いやいや実際アホなんやけど…

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2年前

「ムーミン谷の仲間たち」を読む

金曜日に翻訳家Nちゃんとの月1回のリモート勉強会があるので、今回の課題図書(本の感想などを話します)「ムーミン谷の仲間たち」トーベ・ヤンソン著を読みました。 なん…

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2年前

ニコルソン・ベイカーの「中二階」を読む

こんばんは。超ミクロ小説の「中二階」をご存知でしょうか? この本は中二階のオフィスに戻る途中のサラリーマンがエスカレーターに足を踏み出すところから、エスカレータ…

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2年前
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大津三井寺にて

今日は仕事で滋賀県大津市へ行きました。仕事の前に三井寺(園城寺)を少し散策しました。普段はめったに写真を撮らないのですが、境内に人が少なく、緑が美しかったので今…

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2年前
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好きな作家水上勉先生

エッセイの宿題がありまして、 好きな作家水上勉先生のことを書いてました。 出会ったのは学生の時「五番町夕霧楼」を読んでから。 あのとき好きすぎて、水上先生の書く作…

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2年前
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いきなり書けるわけがない

そうだった!  新しいことを始めてすぐに上手にできるわけがない。 新しいことを始めるのが久しぶり過ぎて、すっかり忘れていた。 すぐに小説が書けるわけがない。 そう…

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2年前
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みんな同じこと言う。とにかく毎日書いてみ~

小説学校に通い始めて1年半。 思えば最初のころは、純文学とエンタメの違いも、人称をどうするか(一人称で書くのか三人称で書くのか)も知らず、神の視点ってなんのこと…

dyudyu
2年前
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どうやったら小説を書けるようになるか

どうやったら小説を書けるようになるか

天才でない凡人の場合。
しかも高校生くらいでそう思ったわけでなく、40過ぎてそう思った場合。(ちょっと酔ってます)。
私はアホかな!? いやいや実際アホなんやけど、人生100歳までと考えるとまだまだ時間たっぷりあるので、私ってラッキーやんと思っているが。
・・・さあ、どこから手をつけていくかと考えている。基本はコツコツ毎日書くしかないのだがね。もちろん。

で、私には同い年のNちゃんという翻訳家が

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「ムーミン谷の仲間たち」を読む

「ムーミン谷の仲間たち」を読む

金曜日に翻訳家Nちゃんとの月1回のリモート勉強会があるので、今回の課題図書(本の感想などを話します)「ムーミン谷の仲間たち」トーベ・ヤンソン著を読みました。
なんでこの本が課題図書になったのかは確か・・・。
前回の勉強会でNちゃんが最近「オズの魔法使い」を読んで、こんな話やったんや! と驚いたと言っていた。確かに題名だけは知っているけど、内容わかってない童話結構あるなぁ~って話になり、童話が課題図

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ニコルソン・ベイカーの「中二階」を読む

ニコルソン・ベイカーの「中二階」を読む

こんばんは。超ミクロ小説の「中二階」をご存知でしょうか?
この本は中二階のオフィスに戻る途中のサラリーマンがエスカレーターに足を踏み出すところから、エスカレーターを降りて中二階に降り立つまでのお話です。その間に超ミクロな考察が繰り広げられます。こんなに【注釈】のついている本を見たことがない。四十代の私には字が細かすぎで、目尻がピクピクしどうしでしたが。

牛乳紙パックの菱形の注ぎ口の素晴らしさ

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大津三井寺にて

大津三井寺にて

今日は仕事で滋賀県大津市へ行きました。仕事の前に三井寺(園城寺)を少し散策しました。普段はめったに写真を撮らないのですが、境内に人が少なく、緑が美しかったので今日は何枚か撮りました。画像の投稿で何枚かアップを試みたのですが、note初心者なものでうまく使えず、写真のアップを断念。テキストの投稿となり、1枚だけアップ画面にのせてみました。
緑の帯みたいなのがうつっていて不思議な写真になりました。

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好きな作家水上勉先生

好きな作家水上勉先生

エッセイの宿題がありまして、
好きな作家水上勉先生のことを書いてました。
出会ったのは学生の時「五番町夕霧楼」を読んでから。
あのとき好きすぎて、水上先生の書く作品の場所を一人で巡っておりました。ところが、大学を卒業し音楽に冒頭していている間、なぜか水上先生のことを忘れていました。そして数年前に国語の勉強をしようと思って、大学受験の問題集を解いていた時、偶然水上先生の随筆が読解問題に使われていて、

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いきなり書けるわけがない

いきなり書けるわけがない

そうだった! 
新しいことを始めてすぐに上手にできるわけがない。
新しいことを始めるのが久しぶり過ぎて、すっかり忘れていた。
すぐに小説が書けるわけがない。

そういやあ、私は歌の先生をやっているが、
生徒さん達もすぐに上手に歌えるわけではない。
みんな「私には歌の才能がない」と言っては落ち込んでいるが。
まあ、レッスンの時の落ち込む姿がみんな可愛らしいので、「そもそも家でちゃんと練習してますか?

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みんな同じこと言う。とにかく毎日書いてみ~

小説学校に通い始めて1年半。
思えば最初のころは、純文学とエンタメの違いも、人称をどうするか(一人称で書くのか三人称で書くのか)も知らず、神の視点ってなんのこと?、っと、適当に思うがままに自由に書いていた。本当に楽しかった。視点のぶれもおかまいなしだった。
ところが、知っていくとだんだん恥ずかしくなる。そしてしんどくなってくる。もちろん、こんなにたくさんの人が小説を書いているという事実にもビビる。

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