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子どもへの想い ―養育者として子どもに自信を贈ってあげたい―

自閉症と診断された息子の子育てを通じて、『こころと身体の在り方』に向き合いながら過ごしてきました。noteに出会って、息子が調理師として自立したことを機に、これまでの子育てについて振り返りながら伝えたいことを書いてみようと挑戦してきました。

孫が生まれて、その子たちと接していると、自分自身が親の立場でいるときよりも幼少期の様子を観察しながら息子との思い出を振り返れていると感じます。

一般的な子どもの成長・発達の流れは…

子どもの成長・発達について、一般的な成長では生まれてから
1歳半くらいまでに感性や感覚が豊かに育つ時期だといわれていて、泣くことで表現して満たされることで周囲の人への信頼や自分に対する自信の感情が育まれる時期。
3歳までには自分でやりたいことに行動する発想が養われる時期。
幼児期後半の5歳ころまでには、脳がより発達して、遊びを通して友達との付き合い方やルールについて理解しようとする時期。
小学校の時期は、子どもの世界がさらに広がり、社会的なルールや人間関係などコミュニケーション能力がさらに深まる。子供の気質に合わせて、安心感を与えて支えてあげることが大切。
中学から18歳くらいまでは、身体つきも大きく変化して、自立心が大きくなる。子供の良い所をほめて寄り添い、子どもの自立を後押ししていってあげることが大切だとなります。

私の考える子供の成長段階で大切なもの

私が子供の成長の段階で一番大切だと考えていることは、子どもの自律(自主性・自発性)を育んであげることです。
そのときに重要な視点で、親御さんはもちろん、子どもの養育に関わる方々に伝えたいことは、『子どもの意思表示を100%を受け止めてあげる』ということです。

このことは、当然のことのように感じるかもしれません。
私が考えている、『子どもの意思表示』をここでお伝えしていきます。
『子どもの意思表示』とは???

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