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流し心地 2020/12/09の日記

 最近の個人的な気分の問題でショートに。ベリショはドラムがちなのか?

 確実に心の中の俺やりゅうちぇるなども気分の波に乗り切れず浅瀬で涅槃像のように寝そべってる。だれも立ち上がらない。でも部屋で流しているのは『とび魚のバタフライ』。きっと気分の波はあちらから満ちてきてくれウよね。

 インターネットが広すぎてあまりに取り締まられていないことに絶望して、そのメタファーとしてずっと宇宙の動画をPCで流し続けていた。英語でおじさんかおばさんがずっとしゃべり続けていて、下手なゲーム実況よりもよっぽど作業に向いていた。あなたがいましゃべる内容は関係ない、ただほどよく世界に触れさせてくれっていう自分勝手モードのこの頃。好きな音楽や人の話だと気になっちゃうからいまはさようなら。

 運動もしないし、もう寒いのでお風呂に浸かって代謝を上げたいと思うのだけど、髪の毛をセルフカットしたり友人がうちで除毛したりで詰まってしまい、湯船を流すとバスルームの床側の排水溝から逆流するようになってしまった。人生初のパイプユニッシュを体験することになった。

 正確にはマツキヨのパイプユニッシュの類似品なんだけど、成分がほぼ一所だった。

 帰宅して、やおらパイプユニッシュを袋から取り出す。キャップを開ける。排水溝をあけて、ゆっくり注ぎ口を近づける。

 トクトクトク、と心音に似たような音。換気扇の音とそれだけが鳴ってる。そのときの妙なソワソワは初体験で少し怖かった。
 多分殺人犯が死体を溶かすためにパイプユニッシュを注ぐときと全く同じ聴覚情報が発生していたからだと思う。陽気なクラシックを流しながらやったら100点だったな。

 そんなことを考えているときに突然インターホンが鳴って、出てみると京都府警だったからめちゃくちゃビビった。実は本当に殺してましたっていうTwitterの4p漫画みたいなオチかと思った。巡回だった。youtubeの動画みたいに警察手帳見せてくださいよ!みたいな展開を頭の中でだけ展開させて、言われるままに名前とか電話番号とか書いてた。

 Instagramの名前に「ダブルオリジン」という称号を冠しているのは、名前を変えすぎて変更できなくなったから。「はじめ」と携帯で打って変換を見てたら、自分の名前の漢字が全部でてきたのでオリジンすぎるだろと思ってInstagramで遊んでたら変更できなくなった。まぬけ。おわり。

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