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弱者マウント

私の独断と偏見ですが、「傷つきやすい人」は「攻撃的な人」であると思っています

様々なSNSでも、よくハナから怒り爆発気味の人なんかがいますが…

怒っている人は、傷つきやすい・もしくは既にもう傷ついている人 だと思ってます。

では早速、今回はそんな彼らの心の動きを紹介しましょう。
(男性にも女性にも当てはまります)

彼らは基本的に軸がゼロではなくマイナスからスタートしている。なので人から何かをしてもらった時に、0が10や100になるのではなく、-100が-50になったりようやく0になったりする

なのでいつでも「足りない」

自分のことを満たしてくれた感謝よりも、満たしてくれなかった時の不満の方が遥かに溜まりやすく、大きい。

常に期待が過度であるから、期待に沿わなかった時の落胆もまた、過度なのだ。

あなたがもし、そんな相手に喜んでもらおうと頑張ったところで、最初こそ感謝されるかもしれないが
すぐに、あなたが頑張ることが当然となってしまっていることに気付くだろう。

そしてあなたが少し疲れてしまったところで、追い討ちをかけるように彼らは
「やっぱりその程度だったのか」
「信じた私が馬鹿だった」
と、被害者という立場となって責めてくる。

なぜか、一生懸命頑張っていたはずのあなたは、彼らにとって「加害者」とみなされている。

良心のあなたは、自分が加害者とされていることに耐えられない。だから、今まで以上に頑張る。

そして最初に戻る。そのループ。

「傷つきやすい人」は、自分は被害者だという意識が常に働いています。

被害者って、偉いんですよね。常に正当に加害者を攻撃する権利を得られるんですから

だから傷つきやすい人はすぐに被害者になりたがります。

強い者が勝つ?正しい者が勝つ?

…いえいえ。実は弱者としての立場からマウント取る方が、あたかもな正論を盾に勝てるんですよね。


突然ですが私、クリントイーストウッドの映画、好きなんですけどね(ほんとに突然だな!)

まあ、イーストウッド全部網羅してないので色んな作風があるよねっていうのは大前提とするとして、

パーフェクトワールドとかグラン・トリノとか

あれ巧みに正義を批判してますよね?いや、正義を批判っていうと一方通行だな、語弊があったら嫌だけど

"「被害者」はいつでも正義であり、「加害者」はいつでも悪である "
っていう普遍的な定義に疑問を投げかけているというか。

だってこの定義がある限り、私は自分が被害者になることより加害者になってしまうことの方が怖い。

そして、傷つきやすい人が弱者マウント取ってきた時が1番怖い。

善と悪は紙一重で、見る場所によってコロコロと立場を変えるものだ。

自分にとっての右側は、対面の人にとっては左側。

人の価値観に東西南北のような指針は無い…
というか、地球上から出てしまえば、そんな僅かな頼りの「東西南北」さえなくなってしまう。

宇宙に放り出された闇の中、目の前の人に自分の居場所を伝えるような…

それくらい、コミニュケーションというものは、元来困難なことなのだと私は思う。

注意深く、「こちらを勝者(という悪)」にしてこようとする相手かどうか見極めないといけない。

"弱者の方が偉い"

そんな巧みなマウントを取られてしまわないように、気をつけなければいけない。

そのために、日頃から目の前の相手が「不満脳」であるかどうかを見極める能力を、自分自身が培おう。

ほら、すぐ隣には…


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