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天女      詩

天に昇る羽衣よ。
嘆いて天女の涙消える。
あの羽衣で天に戻ると願いまして、
悲願となった女はもうただの女舞っていた頃懐かしみホロホロと涙がやはり
止まりません。
失った物は帰ってこぬとあきらめが
つけば幸福な女となれるのに。
高く舞う夢捨て切れず地に足がつくのであります。

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