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逆転    詩

あのびわの木は悲しみであふれ実がなりました。愛猫の死んだ体を木の根元に親子が仲良く眠っているのです。
手を合わせる事もしてません。私は素朴な信心があると言うわりにおふざけ
で木の実がなったねえと言うばかりの
女です。たまには娘に後ろ姿が母らしく思ってもらいたい者であります。
夫婦があべこべのポジションならば
親子もどっちが親か子かも分からず
生きてます。

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