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知恵のオムツ  詩

母のオムツは私のオツムよりも重い。
ヘヴィな知恵をつけたパンツなんだ。
これも替えられない自分とは軽い存在で親孝行も手が届かぬ。
顔を拭いて目薬さして凡人のできる介護は精一杯の喜び。
命長らえる母が居る幸せをかみしめている。
父、娘同様若さゆえ起きた事故は以外で眠り続けたい母の願いが叶ったわけだ!その幸せは誰にも邪魔されず、
永眠にまで至るんだろうか?

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