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つきまとう火傷    詩

私の二本足の片割れは火傷で広がっている。
決してそんなつもりでなくストーブに
近寄らず気をつけてたけれどやっちゃったんだ。
水ぶくれの玉がシャボン玉のごとく
ふくらんで、つぶれては消えた。
赤く滝の模様で無惨にも跡が残り、私は女性とゆう者を忘れていた。
哀れとゆうよりどんくささが目立つ。
面構えは間抜けであった。
まして可愛いとゆう年齢は去ってしまい。
やはりどんくさい女であった。
火傷は低温火傷とゆう気づかぬふりを
するシャイな傷となって私につきまとった。

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