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【スポットライトは相手に当てる】

本日10月20日は
「牡羊座満月」です。

「ハンタームーン」とも呼ばれ
新しく何かに挑戦することや
手放し、改善、見直し等をして
次の新月に備えると良好です。

2週間のサイクルは色々な意味で
発見や振り返りに丁度良いですね。


今日は
『スポットライトは相手に当てる』
についてお伝えしていきます。

スポットライトは舞台等で
使われる照明器具です。

スポットライトを浴びたいなぁと
思ったことはありませんか?

幼少期の頃好奇心旺盛な性格ゆえに
自分がナンバーワン(笑)を主張したく
意地でもスポットライトを当てようと
躍起になっていました。

思い返すと恥ずかしいですね。

純粋無垢で活発な男の子として
留まっていれば良かったのでしょうが
目立ちたいエゴが発動していました。


やんちゃなクレヨンしんちゃんです(笑)。

自分の存在を認めてほしいと
猛アピールしていたのでしょう。

子供なのでまだ多少なりとも
許されていたことはあります。

しかし、大人になって自分だけに
スポットライトを当てようとすると
とんでもない事態陥ります。

例外があるとすれば
それこそ役者・俳優でしょう。

役を演じるのが仕事なので
主役となる場合は特に
自分にスポットライトを当てます。


人は自分のことを分かってほしいが
ためについ自分にスポットライトを
当ててしまいます。

仕事や私生活でやり過ぎてしまうと
いつの間にか誰も近づいて来なくなり
相手にされなくなります。


例えば
仕事で自分の肩書や経歴を
執拗に表現して相手に
商品・サービスを提案したとします。

自社の特徴ばかりを力説し
強引に販売をゴリ押しする
焦ったセールスマン。

「このメソッドは類を見ない
 地上最強の手法です。

 私はこれにより余裕で
 1億円を稼ぎました。

 これを実践さえすれば楽勝です。
 今すぐにお申込みください。」


提案された相手は
どう感じるでしょうか?

この人は自分のことばかり主張して
こちらにメリットがあることが
何も伝わってこないなぁ。

1億円はお客さんが
支払っているのであって
あなたのお金ではないでしょ。

ただ自己満足・自己陶酔を
しているだけですね。

そう思われても致し方ないです。


傍から聞くと笑い話のようですが
現実社会で起きている問題です。

自分では殆ど気付いていません。
相手から指摘されて初めて理解します。

まだ指摘してもらえるだけ有難いことです。


自己中心的なことを全て
否定する必要はありません。

どんな人も最初は
自己中心から始まります。

突然相手本位になることはありません。
発達の階段を昇っていきます。

他者に認識してもらいながら
自分で自分を承認し満たせるように
変化していきます。

コップの水を人に入れてもらうのではなく
自分で入れて満たすようなイメージです。

自己承認の段階をクリアして
相手に価値提供ができます。


商品・サービスの価値は相手が
感じることであって自分が
定義付けするものではありません。

もちろん提供する価値は何かを
事前に考えておくことは必要です。

究極を言えばGoogleのように
検索ワードを入力したら出てくることです。

要するに相手が望んでいることを
サラッと提示できるのが理想的です。

リサーチして聞くことも重要ですが
先読みして本当に望んでいることを
瞬時に見抜く洞察力があれば
申し分ないでしょう。

相手が心から望んで喜ぶことに
フォーカスすればいいだけです。

黒子に徹していれば最終的に
自分にリターンが入ってきます。


相手を喜ばせることは
媚びを売る、ゴマすりをする
のではありません。

対等な関係で敬意を表した上で
価値を提供することです。

パートナーシップも同じことが言えます。

何気なく当たり前に過ごしていると
会話の中身が無味乾燥なものになります。

普段のコミュニケーションから
相手にスポットライトを当てる
習慣を持つと良好な関係を築けます。

そのためには聴く姿勢が必須ですね。

日頃の言動・行動をメタ認知する
心の器量を磨いていきます。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。



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