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Shibakawaの楽天イーグルス観戦記〔2017前半戦〕

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「東北・夢・再び」。4年ぶりAクラスへ。二強との優勝戦線を勝ち抜き、2度めの優勝へ。梨田楽天2017年前半戦の戦いを綴ります。 鷲好きあなたの野球観戦の「良き伴走者」目指して、試… もっと読む
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【試合評】メキシコの怪人、一世一代の大仕事!~7月8日○楽天4-2西武

【試合評】メキシコの怪人、一世一代の大仕事!~7月8日○楽天4-2西武



相手のミスを突破口に十亀、シュリッターを攻略負けないホークスの後ろをピタリ追走するためにも、イーグルスも負けるわけにはいかなかった。

1時間早く試合が始まっていたソフトバンクはこの日も序盤からリード。
初回に柳田の先制23号2ランで主導権を握り、先行逃げ切り5-2で日本ハムを降していた。

1時間遅れで始まったライオンズ11回戦。
先発・美馬が試合を作るなか、楽天が2回に2点を先制する。

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【試合評】快打快投の熱狂3時間27分~5月17日○楽天15-6日本ハム

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羨望の岩手県営野球場主催試合で今季9度目の大入りになった岩手県営野球場は、うらやましすぎる『史上最高のお祭り騒ぎ』になった。

もちろんテーマ曲は、ご当地が舞台になったNHK朝の連ドラ「あまちゃん」オープニングナンバーだ。
アマダーの第1打席や銀次のアット・バットの随所で流れたこの曲は、ブラスバンドによるアップテンポでコミカルな行進曲だ。
聴く者を本能のまま誘惑する妖気や色気をも併せ持つ。

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【試合評】 ダメダーに戻った4番・アマダーの失態劇~5月13日●楽天2-3ソフトバンク

【試合評】 ダメダーに戻った4番・アマダーの失態劇~5月13日●楽天2-3ソフトバンク



カードの初戦で5連敗5月に入り、8勝1敗と追撃体勢を整えてきた2位・ソフトバンクとの敵地攻防2連戦。

その初戦の舞台は、熊本・藤崎台県営野球場。

左中間スタンドからフィールド上にせり出すように繁茂する樹齢およそ1000年の天然記念物「クスノキの大群」が見事な九州きっての地方球場に、イーグルスが戻ってきたのは、2014年8月12日(●E1-2H)以来、約2年9ヵ月ぶりになった。

試合結果は

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【試合評】鷲のエースが見せたNPBでの完成形~5月10日○楽天5-0ロッテ

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今シーズン2度目の零封勝利エースが異次元のピッチングを展開した首位楽天が、最下位ロッテに快勝。
4月18日西武戦(○E2-0L)以来、今シーズン2度目の零封勝利で、今季初のカード負け越しを阻止した。

試合前のブルペンから絶好調だったという則本にとって、序盤2回までの先制5得点が、力強い援護点になった。

立ち上がりの1回表、いきなりのピンチだった。
通算対戦成績33打数10安打、打率.303

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【試合評】釜田炎上に油を注いだ足立祐一の不可解配球~5月5日●楽天1-7西武

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売りの「不動の布陣」が錆び付いた「ラストベルト」に...開幕から4月26日まで打率.280と猛打を誇った楽天打線。
その元気の良さも、大型連休初日を境に冷え込んできている。

4月29日からの直近5試合は打率.233なのだ。
これはソフトバンク.311、日本ハム.261、西武.235に続くリーグ4位の数字になっていた。

開幕ダッシュの牽引役を務めた2番・ペゲーロも調子が下降。
29日以降は2

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【試合評】今季パリーグ最長4時間50分、徒労の消耗戦~4月21日●楽天3-4xソフトバンク

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強敵から先行3得点。投打かみ合う展開も...好調楽天に立ちはだかったのは、楽天キラーだった。

ソフトバンクの中田賢一は過去2年楽天戦に11試合登板。
その成績は防御率1.88、7勝1敗、QS率はじつに90.0%を記録していた。
同じく楽天キラーの金子千尋、武田翔太よりも、もしかしたら中田のほうが厄介なのでは?というほど、イーグルスは悩まされていたのだ。

そんな好敵手から、楽天は5回まで3点

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