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【試合評】大入りの東京ドームで「圧巻」の3連勝!~4月25日○楽天4-2ロッテ

年に1度の東京ドームでの楽天主催試合。
主催試合最多動員記録を更新した4万5千人超の観衆を集めた一戦は、楽天がスコア4-2と快勝した。

先発・辛島が7回1失点の好投。今季チーム2番目になるハイクオリティスタートで開幕3連勝。
主将・嶋基宏は2得点2打点の槍働き。
マスクをかぶっては好リードをみせ、バットではこの人らしさを発揮した活躍が光り、試合後のお立ち台では興奮調で喜びと4万5千人集まったファンへの感謝を爆発させていた。

守護神・松井裕樹は圧巻の9セーブ目。
背番号1が三者連続三振でセーブを記録したのは、2015年9月1日オリックス戦、2016年4月29日オリックス戦に続く自身3度目。
さらに言えば、『三者連続3球三振』は自身初。
報道によると、NPBでも史上17人目18度目の快挙だという。
もっと言えば、クリーンアップでの三者連続3球三振はNPB史上初とのこと。
最後に言えば、先頭の3番・細谷の初球から4番・ダフィーの結果球まで『6球連続での空振り奪取』になった。

ここまでは、2014年7月6日ソフトバンク戦(李大浩、長谷川)、2015年10月1日ソフトバンク戦(松中、長谷川)で記録した4球連続が自身最多だっただけに、この記録を更新する圧巻劇になった。

両軍のスタメン

ロッテ=1番・荻野(右)、2番・大嶺翔(遊)、3番・細谷(左)、4番・ダフィー(三)、5番・鈴木(二)、6番・井口(指)、7番・井上(一)、8番・吉田(捕)、9番・岡田(中)、先発・西野(右投)

楽天=1番・茂木(遊)、2番・ペゲーロ(右)、3番・ウィーラー(三)、4番・アマダー(指)、5番・銀次(二)、6番・今江(一)、7番・島内(中)、8番・岡島(左)、9番・嶋(捕)、先発・辛島(左投)


2010年から始まった東京ドームでの主催試合の成績は、これで5勝3敗。
なかでもロッテ戦は3連勝。
辛島は2015年7月3日の借りを返し、東京ドームで初勝利になった。

チーム成績は1位、18試合14勝4敗、貯金を2013年以来となる二ケタ10。
ゲーム差は2位・オリックスと2.0、3位・西武と3.0、4位・ソフトバンクと4.5、5位・ロッテと9.0、6位・日本ハムと11.5としている。

◎東京ドームでの楽天主催試合の成績


本戦は4月22日ソフトバンク戦に続く今季2度目の外国人トリオ全員安打になった。

初回は彼ら3人が活躍した。
1死後、2番・ペゲーロによる右中間フェンス直撃二塁打、3番・ウィーラーの三遊間ゴロ突破の左安で3,1塁のチャンスを作ると、4番・アマダーのバットから今季初の先制点が生まれた。
高めの速球をしっかり外野へ打ち返す、タッチアップ生還悠々の中犠飛で楽天が6試合連続で先制する。(楽1-0ロ)

しかし、目を奪われたのは、その後に入れた3得点だった。

「東京ドームで4万5千人入ったのは日本シリーズ以来なので、今日は非常に気合が入りました」とお立ち台で喜びを語った背番号37の活躍劇が、光りに光った。

やはり、人に見られてナンボの世界だ。
さらにチーム状況もすこぶる良いとなれば、生き生きした本領発揮のプレーができるのだろう。
その意味では、東京ドームに詰めかけたファンの後押しが、嶋の活躍を促した側面は絶対にあったと思う。

2回は先頭の6番・今江、7番・島内による連打で作ったチャンスを、嶋のバットで返す攻撃になった。

今季13度目の無死2,1塁で打席は8番・岡島。

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