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新卒面接を担当していて感じる、ぜひ採用したいと思う方の特徴とは?

こんにちは。
Earth Technology 採用担当の上田です。

先日、広報室の山下さんが投稿したnote記事で、「経験者が語る!Earth内定者への道のり」というものがあります。
就職活動をどう進めていったのか、内定者目線でオープンに語っている様子が紹介されていますので、ぜひご覧いただきたいなと思います!

やっぱりどのような方が弊社の選考で内定に至るのか、というのは気になるものですよね。
そこで今度は、私・採用責任者の目線でお話してみたいと思います!

ひょっとすると弊社の選考だけでなく、あらゆる企業様の選考でも通じる考え方かもしれませんので、ぜひ最後までご覧いただければ嬉しいです!

新卒採用で一番見ているのは「伸びしろの大きさ」

さっそく結論からお伝えします。
私たちが新卒採用でぜひ採用したいと思う学生さんは「伸びしろが大きい方」です。

弊社Earth Technologyでは英語を使用したIT業務を日常的に行っており、そのようなところに興味を持っていただく学生さんが多くいらっしゃいます。
しかし、面接における評価ポイントがいくつかある中でも、英語力は5番目くらいの優先度です。
つまり英語力が非常に高くても、それ以前の項目=「伸びしろ」の部分が欠けていると判断された場合は、残念ながら不採用とさせていただいています。。

なぜ伸びしろが最も大事なポイントなのか。
それは、弊社に入社後は「ITインフラ」という多くの学生さんにとって初めてとなる分野の知識を身につけていただくことになるためです。
膨大で複雑な知識を学んで身につけていくことになりますので、それが可能なだけの伸びしろはとても重要です。

だから、私たちは「伸びしろの大きさ」に一番注目をして面接でお話をお伺いするようにしています。

過去の経験から、長期的な成長度合いを確認している

それでは、弊社の面接ではどのようにして学生さんの「伸びしろ」を確認しているのでしょうか?

まず、過去の経験をお伺いすることで長期的な成長度合いを確認しようとしています。

ここで重要なのは、「○○をやった」というピンポイントの「点」ではなく、「○○ができるようになった」というプロセスの「線」に注目しているということです。

「○○ができるようになった」という過程の中で、

  • それまでの状況をどう捉えたのか

  • 解決に向けた道筋をどう考えたのか

  • どのような人に力を借りたのか

  • 何か参考にしたものはあったのか

  • どのようなアクションを取ってどのような結果になったのか

  • なぜそこまで熱量を注ぐことができたのか

そんなお話をお伺いする中で、その学生さんが弊社でどのように行動再現していただけるか、つまり「伸びしろ」の部分を垣間見ようとしています。

就職活動や選考の様子から、現在進行形での吸収力を確認している

そして「伸びしろ」の確認は過去に注目するだけでなく、「現在」の視点も欠かすことができません。

  • 就職活動を通してどのようなことを学びとして受け取ったか

  • 弊社の話を聞いて、考え方がどう深化したか

こんなところから、その学生さんの吸収力を確認しています。

これは面接でよくあることですが、就活開始当初やインターン期から現在に至るまで、時間は経っているのにいわゆる「就活軸」の部分が変わっていないとなると、勿体ないなぁと思ったりしています…。

ここで言う「変わる」というのは方針を変更することだけを意味しているのではなく、「深化」というベクトルも意味しています。
吸収力豊かな学生さんは就職活動を通して自身の職業観を大きく養っていますので、「就活軸」の部分に深みが出てきます。

出会った知識を自分の中に落とし込んで考え方に反映させる、というのは弊社の業務を進める中でも大事なことですから、ぜひ就職活動中もご自身を成長させていただきたいなと思います。

成長エピソードは必ず見つけられる!

さて、ここまで新卒採用で一番見ているのは「伸びしろ」だよというお話をさせていただきました。

コロナ禍での学生生活を余儀なくされた23卒世代の皆さんは、いわゆる「ガクチカ」が見つからないとお悩みかと思います。

しかし、「ガクチカ」=「誇れるような大きな成果」ではありません。

「ガクチカ」=「成長エピソード」と考えれば、日々の学業に取り組む様子だったり、アルバイトの失敗から学んだことだったり、様々なエピソードが思いつきやすいのではないでしょうか?

学生生活の中には、随所に成長エピソードがちりばめられていると思います。
ぜひそんなお話をお聞かせくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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