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感じるようにではなく、思い出すように表現しなければならない

J・ジュベールの言葉です。

私は様々なマンガや小説や、オカルトの本で育ちました。

今でも読書されない方から見たら多く感じるでしょうが、ずいぶんと処分して、さっぱりした部屋になりました。

雑誌は15年ほど前から、仕事が忙しくて買わなくなり、引っ越しの時に捨てました。
20年分のきょうの料理と栄養と料理はもったいなかったですが、かさばりますからね。

まあ、どうしても捨てられない本や、新たに買い足してしまった本などあるので、ミニマリストにはなりません。Kindleにも限界があるし。

マンガや小説が好き、最近はアニメも見るようになりましたがそこまでディープにはなれない私が、疲れた時に読むのは、だいたいオカルトっぽい本です。
オカルトと言っても、ホラーやスプラッタではありません。

秘匿されてきた技術。

しかも、それを思いっきり女の子風に味付けしたものが好きです。

My Birthday世代なら絶対欲しくなるのではないでしょうか?
どんな願いも叶う!
このあやしさがたまらない。
子供の頃はハーブとか手に入らず、切なかったな。


あれこれ広く浅く取り混ぜた本。
中に、占いの歴史は、人類の揺れる心の歴史…とあります。
いい言葉だなー。

疲れている時はこのくらいライトな本がいいのです。


天然石、パワーストーンも好きなので、関連の本当一時は山のように買ってましたが、数冊残して処分しました。
基本的に、あまりにスピリチュアルなものはどうも合わないなと感じました。
この本は程よいです。

少し色物の本も一冊残しました。
たまにパラパラとめくり、たまたま付けてる石と本の処方箋があっていたりするので、単純に喜びます。

パワーストーン百科全書とありますが、普通に鉱物図鑑です。

私をパワーストーンの世界に引き摺り込んだ最初のきっかけのアメジストのページはこれです。

子供の頃飽きずにながめた鉱物図鑑を思い出して、懐かしんでます。

これは普通に宝石が紹介してある本なのですが、言葉の選び方と写真が素敵で、やはり癒しの一冊です。
この本でパパラチアサファイアを知り、憧れました。とても手が出ませんけど。

お義理で行った宝石展示場で見て、やはり素敵でした。
でも出来たらルースが欲しい。
前住んでた家の庭には、この色の薔薇が咲いてました。
大好きな色ですが、私は薔薇の花粉アレルギーなので、北が必死で引っこ抜いてましたね。でも再生する。
祖母が育てていた薔薇はか弱いイメージでしたが、姿の割に、逞しい花だったな。

疲れが過ぎると、理屈っぽくなるので、かためな本も。

パワーストーンの思想のルーツになった伝説的名著がついに邦訳登場!
誕生石を世に知らしめた鉱物学・宝石学の権威が、宝石にまつわる伝説や迷信、象徴や宗教的意味などを世界中から収集。
人類を魅了し続けてきた石の魔力がおりなす歴史にせまる。
宝石と鉱物の文化誌 ジョージ・フレデリック・クンツ著 

本の表紙裏にこう書いてありますが、魅力的過ぎるでしょう。
この本で、病気に対して石を砕いて飲用する歴史があったことを知りました。 
真面目で、でもいかがわしい。
ワクワクする本です。

これは15歳の時に買った本。
魔天道ソナタというマンガの作者が紹介していて、当時8000円はきつかったけど買ってしまいました。

様々なファンタジー的な要素が散りばめられています。
相当使い込みました。
今ならネット検索で事足りるような本ではありますが、思い入れが強くて処分出来ません。
何気に開いて、そのページを読むくらいの使い方ですね。

タロット占いはもうしませんが、やはり興味があり、この一冊だけ残しました。
薄く軽いので、外出先でよく読んでます。
まあ、Kindle版もあるので、Kindle端末に入れておけば一番なんでしょうが。

紙の本は、場所も取るし、持ち運びには向いてない本もあるし、濡れたりしたら大変です。

でも、特にこのような本を読むのは、やはり紙がいいです。

少女の頃の、家族に見られるのは嫌で部屋に隠れて読んだ、あの好奇心や羞恥心。
夕暮れの薄暗い部屋。あやしげなカード。何度も繰り返し読む恋の行方。
そんな甘酸っぱい記憶が甦ります。

思春期に読んだ本は、格別の思い出があります。
そうして、それがいまだに想像力の糧になります。

私の感性は、全てが過去の遺物です。知り得ないことは書けません。

記憶が私を形造り、また新たな体験が記憶になっていくのでしょう。

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