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【生きててよかった】をもらえた日

志保ちゃんをね応援したいんです。僕の親友の料理人。
僕がいつまで徳島いるかを聞いてくれて、一瞬自分の時間を見つけて、手づくりのお弁当をパッと渡してくれるような愛のある人。
がんばっている姿をinstaで見ていてね、徳島に行ったら絶対お弁当買いにいこうと思ってたから、水筒にあったかいコーヒーを落として、それをサッと渡したの。

そしたらね、徳島から姫路に戻る夜に夕食に誘ってくれた。
どこで食べるんかいなと思っていたら、彼女の15年来の親友家族のおうちご飯に僕もまぜてもらうことになってたみたい。

ちょっと緊張するやね。こんな僕でも緊張するんすよ。ちょっとね。
そしたら女の子ふたりがいるとっても明るいご家族でね。
父ちゃんも母ちゃんも漫才みたいに声をかけていて、そのキャッチボールが早くて、けれども子どもたちはマイペースで。とってもいい家族でした。

ほんでね、ひと息ついたときにね、コーヒーいれますねーって提案したの。
そしたら女の子たちがぜんやる気になってね。

一緒にやりながらね。どちらも一生懸命ノートとってるんですよ。
要点を自分でまとめながら。僕のコメントを入れながら。
別に書き残しときなーって言ってないんですよ。僕も両親も。
自分たちで楽しそうにノートにまとめてね。

それでできたコーヒーをみんなに渡して。
自分たちはたくさんのミルクとお砂糖をいれて。
そしたら美味しいってたっぷり飲んでいました。

いつもよりもうちょっと夜更かしして。
けれどもう元気がはちきれんばかりでね。

あぁ今日もええ日を過ごさせてもろたなぁ。
志保ちゃんになにかさせてもらうつもりがまた僕がもらってしまったなぁ。

最高の徳島の締めくくり。
「そろそろおいとまさせてもらいますねー」って伝えたときにね、彼女たちが自分たちの机からいきなり財布を持ってきたの。

そしたらね。
「教えてくれてありがとう」
ってね、それぞれ300円と100円を僕の手のひらに置いてくれたの。
それが彼女たちのお返しのカタチだったから、もちろんそのまま受け取ったよ。
彼女たちの思いのカタチだから。

涙が出そうだった。
いまこうして書いていても涙が出そうになる。

僕がフリーコーヒーをはじめてから、たくさんいただいたもの。
「生きててよかった」
という思い。

ありがとう。
いただいたお金であなたたちに手紙を書くね。

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自分の人生を実験台にして生きているので、いただいたお金はさらなる人生の実験に使わせていただきます!