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「読書会」の効用

この季節のお悩み。

春からの講座やワークショップの企画を考え中ということを、先日投稿しました。その続きのような感じです。

https://note.com/earthspiral/n/n1c9522bc744a


テーマとしては「読書会」の効用、といったところでしょうか。

気づけば、人間のシステムの仕組みを研究課題としてずっと取り組んできました。ある程度、言語的に説明することはできますが、それを実感をもって自分の中で実証実験をすることで、立体像をつくっていかなければなりません。すると、こつこつ、長期間かけて行うことが、言ってみれば一番効率が良いのではないかと思う今日この頃。

例えば、シュタイナーや秘教〇〇に述べられていることを、スライドなんかにまとめて、イメージのビジュアルを付けて、こういうことですとプレゼンすることは、意外と得意なのですが、わかりやすいものがいいかというと、そうではなかったりします。

霊的なものは、霊的世界の法則にのっとって体験していく必要があるからです。私たちが日常生きる物質世界は、物質世界の法則があります。
そのノリで、霊的世界を認識しようとすると間違えるのです。しかしそれは口頭で教えることは不可能。

不可能だけれども、難解な本を読むことは、言葉を通して背後にある意味をとらえようとすることは、本当の意味での直観力を育てることになるのだということを、ここ数年、読書会をしてきて実感するところです。

読書会ってとても地味なのですが、思いのほかの効果があるものです。おそらく、そういう場(私がやっている場ではなくても)に参加したことがある方は実感しているのではないかと思います。

そんなこんなで、今、悩み中なのが、秘教本の読書会をやるかどうかということ。

現在『魂の光 パタンジャリのラージャ・ヨガ経典』の読書会を継続中です。これはもうだいぶ進んでいるので新規募集は不可能。

春からやるかどうか迷っているのは『ホワイト・マジック』と『秘教占星学』です。本命は『秘教占星学』ですが、いきなり無理なので、基礎的なものとして『ホワイト・マジック』を入れようと思っています。

『秘教占星学』は秘教本をかなり読んでいる人や、2020年ぐらいからの私のオンライン講座で関連講座をいくつか受けている人であれば、大丈夫かなと思っています。

『ホワイト・マジック』は4月から(金曜日夜)、『秘教占星学』は今やっている『魂の光』の終了後の枠(水曜日夜)に入れるので7月からで検討中です。

『秘教占星学』は3~4人いればやります。

『ホワイト・マジック』は霊的成長を目指す人が路頭に迷わないための必読書であり、脳が鍛えられると思うので、もうちょっと人数いたら嬉しい。

私は、どこかの回し者ではないですが、秘教本は、そこらへんのスピな本より情報量が多いし、思考と直観で積み上げていけるのでお勧めです。

また、決まりましたらお知らせさせていただきます。

追記1
あ、そうそう、「読書」の効用、ではなく、なぜ「読書会」の効用なのかというと、ひとりで読むと挫折するけれど、みんなで読めば何とかなるから、というのは言うまでもありません。

追記2
読書会といっても、私が想定しているのは、シュタイナーのものやアリス・ベイリーの秘教本のような本です。読書とは、書き手が書いた言葉の背後にある思考の流れを捉えるもの。名画の模写を通してゴッホであろうがセザンヌであろうが、画家、描き手の創造プロセスを感じるように、著作を読むことで著者の思考の流れを感じるのです。ルドルフ・シュタイナー先生はご本人が書いたものがシュタイナー先生の思考の流れをくみ取れるものですが、講演録もそれに準ずるところがあるかと思います。アリス・ベイリーが書いた秘教本の数々はアリスに書かせたマスターDKの思考の流れが背後にあることは言うまでもありません。思考と言っても人間を超えています。

また、日本語訳のものと原文で読むのでは、また受け取り方が変わってくることもあることは、前提においておくのも大事かもしれません。


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