見出し画像

東京、思ってたんとちょっと違う。【関西出身の新卒学生が上京して感じたこと】(FY2024 I.I.)

はじめまして!

はじめまして! ESE出版事業部ノベル制作課 編集担当に配属されましたI.I .と申します。
現在は各課の担当の先輩方から研修を受ける日々です。
自分と考えの違う人と交流することが多く、とても刺激になっています!

研修の一環として、noteで自己紹介をする機会をいただけたので、簡単なプロフィールとともに、上京した時に感じたことを記していこうかと思います!


簡単な自己紹介

名前:I.I .
生年月日:2001年6月5日
出身:滋賀県
専攻:中国美術史
部活動経験:ワンダーフォーゲル部
特徴:モノづくりが好き! 映画も好き!
趣味(一例):映画鑑賞、自転車、甘いものを食べること

来歴

滋賀県大津市の滋賀里という土地で生まれ育ちました。小学校は地元の公立校に通っていました。
小学校五年生ごろに母親の勧めで京都の私立校を受験し合格。系列高校への進学を経て、大学に入学しました。

生まれは滋賀県だったのですが、学生時代は中学入学から大学卒業までの10年間ずっと京都に通っていました。そのため学生としての思い入れは京都の方が大きい気がします。


本題:首都圏に移り住んでみて感じたこと

街の通りが「斜め」!! 東京思ってたより坂!! 

学生時代を京都の格子状の街で過ごした身としては、東京や横浜などの都市部の複雑な街並みは新鮮でした。(むしろ京都のスクエア状の方がマイノリティであるのは承知しています。)特に東京は縦横無尽の鉄道網と相まって、迷路のように感じてしまいます。

また、東京が想像よりずっと起伏の激しい土地であることも、個人的に驚きでした。特に渋谷周辺の、発展していながらも上下移動の大きな街並みは、京都の盆地で育った自分にとって新鮮な光景でした。京都は街の中心部から外れるほど山に近づきます。すなわち傾斜のある場所ほど栄えている街は少ないという図式が頭の中にあったので、余計に驚きでした。

都市!! でも自然もある!!

その他、発展した都市の中に自然や緑が多いのも意外でした。東京タワー近くにあった公園や、横浜の岸根公園などを見ていると、なんとなく気持ちが和らぐ気がします。一方で夜にそれらの場所を訪れると、神秘的な雰囲気も感じられます。

学生時代に時々遊びに行っていた大阪も大都市ではあったのですが、高層ビルの間に公園が点在しているような街並みではなかったので、余計に見慣れない感じがしました。

アキバ、ほとんど観光地!!

これも自分にとっては大きなポイントでした。近年のコンテンツのデジタル化、観光客増加に伴い、秋葉原が急速に観光地へ変化していることは聞き及んでいたものの、実際にその通りだったのは衝撃でした。
道行く人がほとんど観光客であったり、あるいはかなりキャッチが多かったりなど、節々でニュースの片りんを感じて、なんとも言えない気持ちになりました。あるいは飲食店の値段がかなり高価なのも、インバウンドに沸く京都の観光地を思い起こさせました。
自分がバイトをしていた清水寺付近では、キュウリを棒に刺してタレをつけただけのものが一本400円で売られていましたが、いずれそういうのも出てくるのだろうかと考えさせられます。

おわりに①:住んでみて、働いてみて、どう?

便利!!!!!!

住居のある神奈川にしても、職場のある東京にしても、シンプルにコンビニやスーパー、喫茶店が多くてとにかく過ごしやすいです。あるいは公共交通の便数が多いのも、ひたすらありがたかったです。

以前母に「出身地によってその人の価値観は変わる」という話を聞かされた時は半信半疑でしたが、実際に二つの土地の暮らしを経験してみると、よくわかる気がします。
上に挙げた小売店との距離感や交通インフラへの認識だけでも、地方と首都圏ではかなりの違いが生まれると思います。
であるならばもっと曖昧な、人間関係、金銭感覚、文化的なものへの親密度、ひいては人の価値観というものも、当然まったく違ったものになりうると実感しました。

東京出身の友達が、就職に際してかなり東京にこだわりを見せていたのも、今となっては納得できる心持ちです。
生まれつきの感覚としてこの便利さに親しんできたならば、首都圏以外になんとなく抵抗感・不安感を覚えるのも、よく分かる気がします。
今月中に配属先の土地が決まるとのことなので、彼が望みの場所に行けることを、ふとした時に願ってしまいます。

おわりに②:おすすめのアース作品(ノベル)

『3分聖女の幸せぐーたら生活 生真面目次期公爵から「きみを愛することはない」と言われたので、ありがたく1日3分だけ奥さんやります。それ以外は自由!やっほい‼』

社員の方からのおすすめで知った作品です。主人公の聖女ノイシャが若き次期公爵リュナンに身請けされ、ぐーたら生活を条件に契約結婚を果たすも……というあらすじの作品です。
作中で描かれる温かな人間関係もさることながら、個人的には書籍版の目次の背景に、ひたすら「やっほい!!」と描かれていたのが印象的でした。この「やっほい!!」は作中で主人公が幸せを感じた時に言うセリフであり、キーワードを書籍のデザインに落とし込む例として、勉強になると思わされました。温かな色調のイラストや優しいデザインの装丁も相まって、「書籍化」というのがどういった意味を持つのか、改めて教えてもらったと感じています。

また、作中で登場するご飯がとにかくおいしそうに描かれているのも胸に残っています。
作品ではおいしいご飯は幸せの象徴として描かれているので、読んでいるだけでも気分が和みます。自分が好きなのは、アイスクリームを作る場面です。

アイスクリームを作る場面。おいしそう


以上、自分が首都圏に移り住んでみて感じたことでした!
都会の荒波に負けないように、頑張って生きていこうと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?