見出し画像

人と比較することについて

こんにちは。
よく年の近い兄弟や姉妹で親に比較されるなんてお話を耳にすることがあります。
また、あいつは上司に気に入られているのにも関わらず、俺は嫌われているのは不公平だ!あいつは羨ましい、と思うこともあるかもしれません。
今日はそんな、人と人を比較すること、人と自分を比較することについてです。

人と人を比較することは可能か?


まず、人と人を比較することは可能か?

ということですが、

私は不可能だと考えています。

その理由は2つありますので、1つずつご説明させてください。


人が比較対象にならない理由

①「人はこうあるべきだ」という基準がないから

例えば、
人は経済的に成功することが全てだ。

という基準が明確に社会に存在するのならば、
人と人同士をその基準の下に比較することは簡単です。

その場合、経済的成功者を全ての人が羨み、
彼らが最高位に立ちはだかるでしょう。

ただ、実際にはその基準が存在しない訳です。

経済的に成功していることで比較することは簡単ですが、
それが人々全てにとって幸せな生き方ではありません。

経済的成功が人生のテーマで無いにもかかわらず、
経済的成功という簡単な尺度で人と比較されてはたまったものではありません。


②必ず全ての人にそれぞれの良さがあるから

2つ目の理由ですが、
全ての人がそれぞれ違う良さを持っているということです。

大変恐縮ですが、およそ2年前に書いた記事でこれについては書いているのでお時間あれば目を通していただけたならとても喜びます^^

他人が持っている個性に着目して、それに関しての優劣を語る事も非常に簡単です。
例えば、いつも陽気で人を笑わせられる個性がある人と、そうでない人を比べたときに優れているのはもちろん前者でしょう。
ただ、後者の人は陽気ではないかもしれませんが、それ以外の非常に優れた個性を持っている訳です。
それは、人の話をしっかり聞いてあげられるという個性かもしれないし、一人で仕事や趣味に没頭出来るという個性かもしれません。
ある場面で輝けない人でも必ず、別の場面で輝けるのです。
だからこそ、人のある側面を捉えてそれを誇張し、比較することは不可能だと思うのです。


最後に


実は私は、過去に人と自分を比較して鬱状態になることが何度もありました。

彼はいつも思った事をすぐに行動できて羨ましい。

彼はイケメンで羨ましい。

彼は女の子にモテていて羨ましい。

彼は…

と、キリがないほど、人と自分を比較しては自分の足りていない部分に目を向け、気分を落ち込ませていました。

でも、それは必要ないんだなと、もっと自分の持っている個性に目を向けて、それを輝かせられるステージに立とうとしています。そして、今は昔よりもかなり自信も付きました。

もし、同じように他人と比較して苦しんでいる人がいるのなら、どうか自己嫌悪に陥らないでほしい。そして、あなたの持つ素晴らしい個性に目を向けて自分のステージで輝いてほしいです。
そしたら人はもっと自信を持って、活き活き出来ると思っています。
そんな人で社会がいっぱいになったら最高だ!と思います。

それでは、また次の記事でお会いしましょう^^




この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?