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『なぜ僕らは働くのか』を読んで

こんにちは(*^^)v

今日は、池上彰著の『なぜ僕らは働くのか』より、私たちが働く理由や仕事に関する考え方の学びを記事にしていきたいと思います~

それでは、早速参りましょう!


仕事のやりがいについて

仕事のやりがいについて皆さんはどう考えているでしょうか。
やりがいとは、「社会の中で自分が欠かせない役割を担っていることを実感すること」によって、得られます。

この本では、レンガを積む3人の職人の話が紹介されています。

Q. あなたはなぜレンガを積んでいるのですか?

職人1:レンガを積んでお金を稼いでいるんだよ。
職人2:レンガを積んで教会を作っているんだよ。
職人3:レンガを積んで教会を作り、人の集まる場所を作って人々に喜んでもらいたいんだよ。

このような3人の職人の話を通じて、同じレンガ積みという仕事でもそれぞれの仕事の捉え方によってやりがいが変わるということが示されています。
どうせなら3人目の職人さんのように、仕事を通して人々を笑顔にしている、というところまで想像しながら仕事に取り組んでいきたいですよね😁


失敗の考え方

仕事を始めた時、私たちは自分の現状の能力では達成できない仕事に打ちひしがれ、幾つも辛い経験をします。
しかし、私たちは失敗した分だけ落ち込みから立ち直れるよう精神的にだんだん強くなっていきます
失敗や挫折を乗り越えた時に、私たちはちょっとしたことでへこたれない強さを手に入れます。それは「苦しんでいる人に寄り添ってあげられる心の優しさ」でもあります。
とはいえ、失敗は怖いものです…(-_-;)
実は私も人と話すのが苦手なのに営業に挑戦していて、毎日挫折感を味わっています(笑)。
ですが、勇気を出して挑戦したことは心を強くして、自分を成長させてくれます。
だから、失敗を恐れず挑戦することは大事だよとこの本は教えてくれます。


仕事をする上でしてはならないガマン

ただ、そんな中でもして良いガマンとしてはいけないガマンがあります。
良いガマンは自分の成長につながると思えるもの/何かを成し遂げるためのガマンです。
その後の自分のためになるガマンは未来の自分を助けてくれます
しかし、未来につながらず辛いだけのガマンはしてはならないのです。
いま、あなたが辛いならあなたを辛くさせていることがその後のあなたのためになるか考えてみてください。
もし、あなたのためにならないのであれば、そんなことやめちゃいましょう。
あなたのことを一番よく考えられるのは、絶対あなた自身ですからね✨


人間にできて、AIにできないこと

近年、「AIに仕事を取られちゃうんじゃないか?」という論争が激しいように感じます。
AIの発達は本当に目覚ましく、最近は高性能文章生成AI「ChatGPT」がその高精度の文章生成力で注目を集めていますよね。
そんなAIですが、苦手分野もあります。
それは、創造すること人とのコミュニケーションです。
創造に関して、例えばこのnoteでは、たくさんのクリエイターの皆さんが多様な記事をつくっています。AIは、そのように一から記事を創造することは苦手です。
そして、人とのコミュニケーションに関して、AIは空気を読んだり、文脈を理解したりすることが苦手なのです。だから、コミュニケーションは人間の専売特許と言えるわけです。
これから必要な能力はつまり、その2点に関わる能力。
柔軟な発想を持って創造する力相手が何を求めているのか、相手に必要なことは何かということを察して行動する力だと思います。


キャリアの考え方

キャリアプランをそのままに実現する人は中々いませんよね。
キャリアの8割は予期せぬ偶然によるところが大きいです。
それなら、良い偶然を掴むにはどうすれば良いでしょうか。
この本では、好奇心・冒険心・持続性・楽観性・柔軟性の5つを意識することが重要と書かれています。
いっぱい興味を持って、動いてみると何かいいことがありそうですもんね♩

そして、キャリアに関しては敷かれたレールを歩くか否かという議論もよくあります。
正直、敷かれたレールを歩くのは楽ですし、波風も立てません
ただ、自分はそれでいいのか?という尺度が大事です。
自分の人生は自分のものですからね。
「勉強して良い学校に行って、いい会社に入って、結婚して、子供と、家族と一緒に暮らす。」
というような社会の通説に従って生きることで幸せになれる訳でも、正解な訳でもありません。
正解は、自分が幸せだと思える生き方をすることですからね。


筆者より

今回は、『なぜ僕らは働くのか』を読んで私が得た学びを記事にしました。
仕事って、生きていく中では切っても切り離せないことです。
だからこそ仕事について考えることは、きっと私たちの人生を上向かせるカギになるんじゃないかと思いました。

今日も読んでくださってありがとうございます👍




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