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9月から本気を出さなくてはいけないので執筆する雑記ロワイヤル~大怪獣ブゴンを観ました~

◆アバンの雑記パート

・コミケ後、新規の作品を上げていなかった理由は……

ゼノブレイド3最高うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!

もうアレなんですよ、「語ろう中田ヒーローズの入稿終わったからやるしかねぇ!」ってプレイして、コミケ終わった後もずっと「ギーツが始まったら忙しくなるから今しかプレイできない!」とやっていました。

乳がでかすぎて話に集中できなくなると評判のエセルさん

プレイ時間もえげつない長さになっておりますが、兎にも角にも脇道・迷子・サブクエコンボの結果です。
本筋はクリアし終わりましたがまだまだやれる要素が多いので本当に沼が深い。ええっ!ここから更にやれる要素があるんですかッ⁉
クリア後にNEW GAME+モードが解放されましたが2周目はエキシビジョンパスが出てからでいいかなぁと思っております。
とりあえず推しは主役メンバーだとユーニ、ヒーローだとアシェラです。味わい深いキャラはゼオンかな。皆様も是非ともゼノブレイド3をプレイしましょう。さぁさぁさぁ!
とはいえ9月になったらギーツ営業が始まるのでそろそろ適切な距離感でプレイする方向に舵を切らなくてはいけない。

ぱいせん彼方のゼノブレ中毒は収まるのか!?
11月になったらポケモンSV出るぞ!
ちょうど冬コミ原稿佳境シーズンだ!!

◆今回のトピック『映画・大怪獣ブゴン』

・大怪獣ブゴンを観ました

大分怪獣ブゴンとはぱいせん彼方が2018年より推しているローカル怪獣である。

ドゲンジャーズやらヤツルギ魂やらの影響でローカル系にハマっているオタクはいっぱい居ると思うんですけど、ぱいせん彼方は圧倒的にヒーローよりも怪獣派。2018年の別府ブルーバード映画祭で魅了されちょいちょい追っかけをしていたのですがついに劇場で観られる事で大感動。

2019年頃のブゴンちゃん。下あご大きめでトサカ小さ目。
2022年のブゴンちゃん。トサカ大きくアゴ小さくなった。

ブゴンって何度かバージョンアップをしているんですけど自分が追っかけ始めたのは今のデザインに落ち着いてからのブゴンなんですよね。
赤くクリアでゆらめくトサカ、意外とつぶらなおめめ。正直ほんと可愛いガワなんですよ……

そして映画鑑賞の日。
当日は早く付きすぎたので近場のカフェでアイスコーヒーを嗜み、ゼノブレイド3をプレイしてから挑みました。結局中毒症状です。

オマケでちょっとしたお菓子も付いてくる!

コーヒーは少し酸味がありつつもさっぱり飲める味わいだったのでとても良かったですね。別府駅前は個人経営のカフェ等が多いのでそこが嬉しい所。休日、ブルーバード劇場で映画を見るついでに色々な店に訪れる。これが大分の映画クラスタのみに許された特権。オツなものですよ。

・ブゴン本編について

別府ブルーバード劇場にて絶賛上映中

さて、肝心のブゴン本編の評価なのですが作品については今年2番目の出来でした。
別府市の温泉に異変が起き、調査に当たるメインメンバーたちが伽藍岳から覚醒するブゴンに振り回される動乱の地域密着特撮ドラマは30分だからこそ許されるネタラッシュ。別府市を舞台にした怪獣のドラマがブゴンの体長60mの巨体に合わせたスケールで展開していくのだ。

伽藍岳から別府市中心街に降り、口から人々に温泉を噴射するブゴンの迫力はシン・ゴジラの光線に勝らずとも劣らずの迫力。設定だけあった温泉噴射、実際に特撮映画になるとああなるとは……。
あとブゴンがきちんと別府タワーより小さく描かれていたので設定に拘るタイプの地域在住特撮オタクも満足できましたね。

別府タワーちゃん(現・タワーちゃん)はブゴンより大きい。

怪獣を活躍させるからにはやはり舞台のシンボルとなる施設とのスケール比はしっかりしなくてはいけない。杉乃井ホテル(14階建て)との対比、陸橋との対比、そして別府タワー(90m)との対比……これがホント大切なんですよね。別府市に対する観察眼の素晴らしさを感じました。

そして今作はメインヒロインの名演も素晴らしかった。事前の予告PVでは須藤叶希さん演じる油谷久見子がヒロインかのように描かれていましたが、彼女がヒロインとしてのオーラを発揮していたのは前半までの展開です。

この作品の真ヒロイン、彼女の名は……

別府ブルーバード劇場の岡村照館長ですね。

まぁ古参の別府ブルーバード界隈HE-LOW界隈青柳尊哉界隈の人間ならば『青柳尊哉さんが主演で別府市が舞台の映画』とくればヒロインポジションに相応しい人間は彼女しか居ないという事がすぐ分かる。

別府市が危機的(?)な状況に陥る中でブゴンを追い、杉乃井ホテルから別府ブルーバード劇場まで駆けおりる青柳尊哉演じる大里。3㎞超なので走ろうと思えば行ける距離感である。彼が心配していたのは別府ブルーバード劇場を守る館長の岡村照館長だった。このシーンでの二人のやりとりが本当にいつもブルーバード劇場のイベントで見る実の祖母と孫のようなやりとりで本当にほっこりとするんですよね。俺たちは岡村照館長と青柳尊哉には末永く祖母と孫みたいな関係性で居て欲しいんだ。
別府に来ればすぐに会えるタイプのメインヒロイン、映画が終わって出た後の劇場で観客に笑顔で対応しているよ。

そして物語の佳境のタイミングで青柳尊哉演じる大里に与えられたのは逆転の一手となる良い物(温泉卵)。
最終決戦は温泉卵で巨大化した大里とブゴンの北浜に舞台を移しての巨大戦になるのですが、全裸でフルチンだったのでブルーバード劇場の垂れ幕を腰布する大里が面白い。30分映画なので黒丸ギャグも許されます。
大迫力の巨大戦はミニチュアで撮影しているのですが、きちんと忠実に別府市北浜の舞台を作り上げているので良かったですね。下から闇の力がチラチラしそうなアオヤギファイトは本当に必見です。真面目に怪獣プロレスしてます。

・総括:傑作地域密着特撮映画。次はOBS放送の特撮ドラマを!

30分だからこその映画だった

今年はオリジナル特撮映画が多数上映されておりました。
2月は『大怪獣のあとしまつ』、5月は『シン・ウルトラマン』『HE-LOW THE FINAL』……恐らく他にもあるかもしれない。
昨年からネット、ドラマ、映画と多数のオリジナル特撮作品の展開が行われているのはジャンルを愛する者としては嬉しい現象である。

大分怪獣ブゴンの今後の展開に期待している事といえばやはり更なる映像関係の展開だろう。あんなモノを見せられたら映画に限らずね、次回もやってほしいなと思うしかないんですよ。
現在、ローカルヒーローの映像作品を定期的に発表出来ているのってヤツルギ魂と株式会社悪の秘密結社を筆頭にしたドゲンジャーズ界隈くらいしかないですし。あとパワーシティオーイタとVSしてほしい。多分何か起きる。

・謎に怪獣映画に強くなりつつある大分県~増えてくれ地域密着怪獣~

さて、今回別府市を舞台にした特撮映画『大怪獣ブゴン』が公開され、大分県と怪獣の親和性に気づいた人間が多かったと思います。
ここ数年、大分県は謎に怪獣に強くなっており、数年前には大分県竹田市を舞台にした怪獣特撮×人形劇映画『狭霧の國』も発表されておりました。こちらは地域振興系作品ではないので了承されたし。

大分県はやはり山と温泉、そして海のある大地の力が強い県なのでやはり怪獣が生まれやすい土壌があったのかもしれないですね。

こうなってくるとブゴンをトップに据えた上で大分県の全市町村にご当地怪獣が産まれてほしいよなぁとかいろいろな事を考えてしまいます。九重町は絶対に甲羅を背負ったカメモチーフで背中にミヤマキリシマが咲き乱れていると思うんだ。あと絶対、人々を夢の世界に堕とす夢魔っぽい力を持っている。心優しいけど怖がられるような怪獣でいて欲しいなと思っております。

増えろ!栄えろ!地域密着怪獣界隈!


◆巻末宣伝パート

・C100新刊『語ろう中田ヒーローズ』絶賛通販中!

来年夏に向け第2弾の計画を動かしております

第2弾も決定した『特撮アクション評論アンソロジー 語ろう中田ヒーローズ』が現在絶賛通販中です。
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50Pで衝撃のロープライス!濃密な批評とアンケートがいっぱいですよ!

ちなみに2弾は新部門も開設する予定です。
より新規に優しい本になるように、新たな執筆ガイドラインを来年1月に発表できたらいいなと思っております。

*メロンブックス(他サークルと合わせて買いたい人向け)*

*BOOTH(うちだけでいいよという人向け)*

俺は全力を出す

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