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#2 eatasがスポーツ庁地域版SOIPに挑戦した理由〜栄養から女性アスリートのパフォーマンス向上を〜

はじめに

eatasの代表の手嶋です。
2回目の記事は、なぜこのプログラムに応募したか、応募した理由や想いについてまとめます。
今後、地域版SOIPに応募する方などの参考になればと思っています。
前回の記事はこちら↓

eatas(イータス)について

私たちは、管理栄養士による食事のパーソナルトレーニングを提供しているスタートアップ企業です。スポーツジムのお客様、スポーツ選手、美容クリニックのお客様、生活習慣病が気になる方などのサポートを自社開発のアプリを使ってデータに基づいて行ってます。
https://eatas-service.com/tarzan


地域版SOIPに応募した理由

2023年度の地域版SOIPは、関東、東北、九州の3地域10チームで開催されています。応募は複数チームへの応募が可能ですが、私たちは大宮アルディージャVENTUS(以下、VENTUS)の1チームに絞り応募しました。

VENTUSのテーマは

全てはスタジアムから
サッカーで笑顔を生む仕掛けづくり

女性選手のパフォーマンス向上を集客につながる取組み


女性アスリートのケガ防止、ケガからの早期復帰へのアプローチなど、選手のパフォーマンスおよび試合の質を向上することでコンテンツ価値を高める。

https://eiicon.net/about/sports-open-innovation-bb2023-kanto/


このテーマを見て、女性選手のパフォーマンス向上を栄養の面から実現したいと思い、応募をしました。なぜかというと、女性選手には、「女性アスリートの三主徴」という「利用可能エネルギー不足」「無月経」「骨粗鬆症」のリスクがあり、健康管理やコンディショニングにおいて重要な問題になっているからです。

女性アスリートの三主徴は栄養課題

エネルギー不足は、疲労骨折や貧血も起こすことから、ケガやパフォーマンスの低下につながり、パフォーマンスに直結します。VENTUSの応募テーマである女性アスリートのケガ防止やケガからの早期復帰へのアプローチ、パフォーマンスの向上に栄養面から挑戦したいと思いました。


高校生時代の経験から管理栄養士へ

私は高校生の頃、女子ソフトボール部のマネジャーをしていました。その時に、スポーツと栄養について興味をもち管理栄養士の道に進みました。
高校生の頃、部活をしている同級生が無月経や月経異常により生理が止まったり、疲労骨折をおこしたりしているのを目の当たりにしてきました。その頃は栄養が原因だとは思っていませんでしたが、今思うと同級生たちもエネルギー不足だったのかもしれません。


若年選手の8割が「女性アスリートの三主徴」について知らない

スポーツ庁委託事業「女性スポーツにおけるトランスレーショナルリサーチの実践プログラム」によると、若年選手の8割がこの問題について知らないと回答しています。
怪我だけでなく、将来にわたる不妊のリスクなど、女性にとっては人生にかかわる問題にもかかわらず、多くの人が知らないという事実にびっくりしたと同時に、伝えていかなければいけないと強く感じました。

https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/Portals/0/resources/jiss/images/contents/woman/reserch/senshu1.pdf

eatasにできること

私たちの強みは、パーソナル食事サポートができること、管理栄養士のリソースがあることです。2023年4月から管理栄養士のコミュニティの運営を始め、現在70名近くの管理栄養士が参加しています。
メンバーは様々なスキルを持っており、スポーツを専門とする管理栄養士やレシピ開発、食事指導など経験豊富な管理栄養士が集まるコミュニティです。
この強みを活かすことで、栄養面からVENTUSの選手のパフォーマンス向上に貢献できるのではないかと考えました。

また、スポーツ庁の事業であることから、この取り組みが認知されることで、スポーツ選手だけでなく、スポーツに関わる多くの方に女性アスリートの三主徴について知ってもらえる機会になるのではないかと思ったことが応募したきっかけです。


次回予告

書類選考に通過し、最終選考となる2日間のビジネスビルドに参加しました。その様子をお伝えします!!
「オープンイノベーションって何だ??」ということを考えさせられた2日間でした。


2024年3月21日にDEMODAYが開催されます!

DEMODAYの詳細はこちらです↓
https://eiicon.net/about/sports-open-innovation-bb2023-demoday/


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