余計な水分をデトックスし、心もバランスする緑豆レシピまとめ

インドで暮らすベジタリアン(菜食主義者)は人口の約4割。人口は13億人を超えているので、なんと5億人はベジタリアンということになります。ベジタリアンの主食は植物性タンパク質である豆類。そんなインドで生まれたアーユルヴェーダでも、豆類のレシピは豊富です。
豆の種類自体もとっても多いのですが、アーユルヴェーダでは最も有益な豆として「ムング豆」が推奨され、その皮をかぶった状態「緑豆(ムングホール)」と呼ばれ、梅雨の時期にとっても合っている食材なんです。

緑豆は水分デトックス効果も栄養価も抜群の豆!

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インド人にとっての味噌汁のようなダルカレー(豆のカレー)はムング豆のひきわりで作られた消化に良い黄色いカレーです。
このムング豆、アーユルヴェーダでは最も有益な食材の一つとされていて、どんな体質・年齢・季節でも摂って良い食材です。

ムング豆は一般的にこんな感じで販売されているもののことを言いますが、

皮をかぶったままの状態が緑豆といって、ムング・ホールのことをさします。もちろんこちらも有益な豆。

緑豆は、台湾などのアジア圏でも薬膳料理として使われていて、程よく甘くおやつにも料理にも展開しやすい食材です。
日本だと珍しいように見られますが、実はとっても身近。というのも、緑豆は実は、私たちが食べ慣れているもやしの原料。もやしの袋に「緑豆もやし」と書かれているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか?緑豆を水に漬けて発芽させたのが緑豆もやしなんですね〜

このような感じで実は私たちも食べ慣れている「緑豆」はアーユルヴェーダで「有益」つまり「消化に良く、ドーシャのバランスを整える」食材であり、現代栄養学的にも次のような効果がうたわれています。

利尿作用・解毒作用・解熱作用

余計な水分を排出するカリウムがたっぷり含まれているので、発汗や利尿作用によって有害物質を外に出し、適度に熱を放出する効果があるんですね。
こうしたことから、梅雨の蒸し蒸しちょっと暑く、余計な水分が体内にたまりやすくなる季節にぴったりの食材と言えるのです。

梅雨の時期に余計な水分が溜まる理由についてはこちら

そこで、今回は緑豆を生かしたレシピを3つ!まとめてチェックしていきましょう!

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