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ちゃらーん!

3月4日は語呂合わせで「差し入れの日」なんだって。
なるほど。

差し入れと聞いて思い出したのが、妊娠中に入院してた時の話。
切迫早産で絶対安静だから、トイレと検査と診察以外はほとんどベッドの上。

あの頃は人と会うことに何の制限もなくて。
面会禁止やマスク・消毒とは無縁の世界でした。
だから病室でボーッとしていると、誰かがフラッと尋ねてきてくれたりして。
それがけっこう嬉しかったなぁ。

家族や友達、あと入院してから友達になった妊婦仲間たち。
2か月以上続く入院生活。初めての妊娠。
情緒不安定気味の私を救ってくれたのが
さくらももこさんの「もものかんづめ」

これは親友が差し入れしてくれたもの。
彼女は他にも定期的に漫画や雑誌をもってフラッと病室に遊びに来てくれました。

さくらももこさんが
短大時代のアルバイトをはじめ2か月だけのOL時代に経験した日常の話を綴ったエッセイで。
とにかく面白かった。
塞ぎこんでいた入院生活に笑いの光が差し込んだと言ってもいいくらい。

お礼も兼ねて、そのことを親友に連絡したら
「私も入院中にその本を読んで元気もらってた!」と。

実は彼女も就職してすぐに病気が見つかり入院していた経験がありまして。
幸い命にかかわる重大な病気ではなく
手術をして、無事に退院し、今も元気に仕事しています。

差し入れといえば林家こん平さんの
「あたくしの帰りのかばんにはまだ若干の余裕があります、こん平でーす!」っていう笑点の挨拶が好きだったな。

尚、小動物のかばんにもまだ若干の余裕がございます。

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