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キャリアウーマンの変遷

私の世代のお母さんは教師や美容師さん、看護婦さん、百貨店勤務などをされていた方以外のほとんどが専業主婦でした。女学校を出て少し勤めても結婚したら家庭に入り良妻賢母と言われる生き方が当たり前。家事と育児が女性の仕事。子供は保育園ではなく幼稚園通園のほうが多かったように記憶しています。

令和になり女性が定年まで勤めあげて、退職金をもらう方の話を聞くようになりました。PR会社は女性が長く勤務できるから元同僚たちも定年まで勤務しています。私の若い代理店時代からのクライアントの女性担当の方は、既に役員になられておられる方もいます。みなさん、役員や管理職を目指してきたのではなく、目の前の仕事に責任を持ち、長く勤めて長く続けた先にたまたまあったポジションだと言っています。

昭和から平成初期のできる女、男性と肩を並べてバリバリと働くキャリアウーマンみたいなイメージより、仕事場に根を張りしなやかに自然と階段をあがり偉くなられたんです。長く勤務されている方はキャリアウーマンのバリバリタイプよりは、優しくて穏やかな方が多いように感じています。闘わないタイプの方が実はしなやかで強いんです。

一方で女性活躍の時代だからと言われ、女性管理職の比率を増やす為に管理職になったと感じている方もかなりの数います。実力で自然に上がったなら良いけど、このご時世だからなんかそうなってきたと感じています。

まだまだ大企業の管理職会議な全員男性という、古い体質の会社もまだまだあります。お客様相談室と広報しか女性は上がれないと公言できる会社が多いのはかなり残念です。

この週末は、三年ぶりに原宿渋谷地区はレインボープライドのパレードの人で溢れました。近所だから、パレードに手を降るのは長年続けています。久しぶりで楽しかったです。どんな環境でも、誰にでも選択肢があることが良いなと思います。  

女性社長なんて言葉も無くなれば良いです。男性に男性社長とは言わないからです

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