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ボーっと生きてんじゃを卒業する

ラーメン屋さんのコストでびっくりするほど大きいのがガス代です。スープにずっと火を入れているとそれなりのお店だと月に40万もかかるそうです。これを賄うために1杯1000円のラーメンを月に400杯も売らなければならないのです。20日営業ならば1日20杯。10時間営業であれば1時間に2杯。ガス代のみでそれ。その他にいろいろな原価がかかります。

行列ができているラーメン屋さんは一見現金が回っているように見えますが家賃・人件費・光熱費・麺や肉の仕入れ・レジなどのリース代、そしてアルバイト募集の広告代も必要です。スタッフの保険代もあるし、社労士さんの人件費も必要。SNSの運用スタッフなども雇用しているかもしれませんよ。
そして重くなるのが、内装費や食器。ガス台などの開店資金の借金の返済。会社や店は売上から経費をひいた粗利が大切。
これが無いと借金が増えていくだけ。投資が回収できないと閉店や倒産になります。この運転資金と利益のバランスがわからない人には組織の運営ができないと思います。

いつも行っているラーメン屋さんやコンビニ、カフェの毎日の売上やかかっている経費などをなんとなくでいいので考えるクセをつけてみると面白いと思います。そして自分の仕事に役に立ててくださいね。
来店人数×客単価=1日の売り上げです。この売り上げからコストをひいたものが利益です。

ボーっと生きてんじゃねえよを回避するために、お金と経済自分の生活の周りのことを興味をもつのが面白いと思います。ぜひ皮算用を楽しんでみてください。お金の動きがわかってくるといろいろな動きが理解できてフムフムと楽しいです。


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