20代後半で必ず通る人生の悩みに向き合う

「ラクして一生稼げないかも」と思った瞬間に悩みが始まってしまうのだと思います。女性なら25歳くらい。男性なら30歳前後にどんな仕事場でも誰でもくる悩みです。みんな通る道です。そこで「自分って何ができるの?」「ここにいていいの?」「もっと輝ける場所はないの?」「たくさん稼げる場仕事がしたい?」「人に自慢できる仕事がしたい」「新卒で仕事選びに失敗した」とかの悩みが誰でも出てきてしまうもの。

4~9月の前半期の数字がまもなく確定します。人生初のリモート勤務、zoom会議、メールでの営業。当たり前が変わってしまったことの先行きの不透明感や数字が下がったことによる社内の殺伐感と混乱。この半年でとても心が揺らされた人が多かったように思います。

20代でのんびり守られていて、プレッシャーになるほどの量もなく、平日5日を何も工夫せずに日々を過ごしていると「打たれ弱い人」「人の評価に敏感になってしまう人」「注意や指導を攻撃と勘違いしてしまう人」「できないことを隠す人」「できない人を告発する人」になってしまうこともあります。若いときは教えられる立場でよいですが、その後は教えた優秀な後輩にあっさりと抜かれたり同期が管理職になっていくのをみたり、大学の同級生が活躍しているのをみると焦ってしまうのです。一番幸せになりにくいのは誰かのせいにしてしまう人。起こることは全て自分で決めていることと実感できない人です。

「ラクして一生『そこそこ』は稼ぐことはできます」しかし「ラクして一生『十分』に稼ぐことが難しい」のです。ヒトから「ありがとう」と言われた数が収入と言われています。このありがとうは気遣いではなくて、会社やクライアントを稼がせた金額だと思います。

やりたいこと、好きなことを仕事にしたいと思ってしまうのは20代まで。「人が好き」とか「食が好き」とかふんわりしたものではなくて、どう働きたいのかとか、どう生きたいのかを見極めて「向いているもの」「苦にならぬもの」できれば「これしかできない」というものに出会えればいいと思います。そうすると割と明快に自分の方向が見えると思います。成功とは続けた先にしかないと思います。

読んで頂きありがとうございます。そして皆さんが2020年秋冬を穏やかに過ごせるように祈っています。周りに感謝できると全てうまくいくと思います。


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