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ゴジラのアカデミー賞受賞から学ぶ「働き方改革」少ない人数で長時間やったほうが成長が早く質がいいについて

ゴジラのアカデミー賞受賞が嬉しいのは、彼の制作の考えに劇的に賛同しているからです。監督の山崎さんがテレビで「この映画の視覚効果VFXスタッフはハリウッドでは約300人以上が担当するのが当たり前なのに、その1割程度の35人で仕上げました。しかもほとんどが20代の若者。少ない人数でその人が長い時間やるほうが早く成長できるし、クオリティーも断然いい」とハッキリ言っていました。

彼は信頼している若いクリーエーターを授賞式に連れて行っていました。私も同感です。今この国の働き方改革は働きたいヒトを働かせない仕組みにしています。同じ仕事をダラダラと大人数でやるよりも少数精鋭で集中したほうがいいに決まっています。若者は活躍したいしもっと学びたいし、経験が積みたいのです。

9時にきて6時に帰る形態では、優秀なクリエーターやエンジニアは育ちません。知り合いの会社は残業が多すぎて労基署に目をつけられて、社員を解雇して全員業務委託にしたそうです。信じられません。会社の未来を託したい若者が正社員でいられない世の中なんておかしすきるのです。日本を代表するクリエーター集団が安心して働くために正社員制度が必要であると思っています。

仕事は根をつめて、スケジュールで追い込まれてからが勝負です。若いときにできないなりに長時間、仕事にむきあったから今があります。あの頃ありえないほど頑張らせてくれた周りの先輩やクライアントのお蔭で今生きているのです。そこで必要に迫られて仕事のスピードがついたのだと思います。

成長できる20代にやりたいヒトには、仕事をたくさんやらせてあげるべきだし、そのような労働改革が行われてほしいです。働きたいヒトに長く働く権利を与えてあげてほしいです。それを雇用していい権利を与えてほしいです。

長時間労働はやりたくないヒトがやるから問題で、一方でたくさんやりたいヒトもいるんです。短期集中。この期間だけ頑張りたい人がいてもいいと思います。残業は嫌々やったら拷問ですが、仕事が楽しいにヒトにとって会社にいるのはディズニーランドにいるよりも楽しいことがあるのです。

仕事が嫌い、会社が嫌いというヒトにはわからない仕事の楽しみを奪わないでほしいです。ちなみにうちの近い会社の平均残業時間は20時間代で休日出勤もゼロです。しかしここから先、もっともっと働きたいというヒトが出てきたら私は、コンプライアンスは守りながらお金はもちろんたくさん払い応援したいと心から思っています。

高校の先輩。宮崎駿さんもアカデミー賞受賞。高校時代は既にルパンをやっていたそう。思い出してみたらアニメ部にたくさん他校から文化祭に来られていました。ちなみに宮崎駿さんが同じ高校だと知ったのは卒業して20年以上経た、インターネットが普及した40歳を過ぎてからでした。宮崎監督も働きたいヒトの権利に多分賛成だと思います。

基礎を学び、スピードを身につけるまではやりたい人には仕事を教えてあげたいです。成長と経験は20代へのプレゼントなんです

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