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相談と会議と懇親の勘違い

「相談」というのは自分の考えた方向性があっているのかを確認をしたり考えのヒントを得る場所。「会議」というのはテーマがあり決議する場所。「懇親」というのは雑談の場。この違いがわからずにヒトを集めてしまうと参加者のなかにに「自分いる?」というもやもやした人が出てしまうのです。特に会議の場合は集まったことに満足して、仕事をした気になってしまうものです。相談と会議は準備が9割。前提条件を事前に主宰者が告知すしておくといい議論になり結論までいけます。いい相談や会議で時間ができれば自由な時間がつくれます。時間を作って自由になってくださいね。

準備をしていない会議は果てしなく時間がかかります。仮説や議題を誰かが提言して、前提条件を同じにして話しあいをすべき場所。上のヒトが強引に結論を出すならば会議も議論もはもともと必要ないと思います。また参加者がたまたま意見を求められたからと「なんとなく」発言している会議も意味がないと思います。

アイデアフラッシュという集まりも仮説とゴールがないと何時間あっても結論がでないもの。そこからどんどん面白いアイデアになっていくとよいのですがそれでもヒトの時間を奪ってしまい何等かの作業が遅れていきます。時間を決めて参加者が10分で付箋にアイデアを書く。5分でそれをまとめて15分で終わるくらいがいいかもしれません。知識がないと出ないアイデアもあるので、知識を溜めて再度集まるのがよいと思います。

アイデア会議をリモートワークでやオンラインでやる場合は司会が上手に回さないと出ているだけの苦痛な時間になります。

仕事の相談は目的がないと全てヒトの時間を奪っていると考えないといけないなあと思います。特に私のようなベテランはついついいい機会なので「教えてあげよう」として若い人の時間を奪います。ヒトの時間を奪う会議や相談。若い人よりも私たちベテランが気をつけていきたいものです。



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