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ループと即興

ジャパーンが誇るジャムバンド
スペアザことSPECIAL OTHERSの
野音ライブにイった。
かれこれ20年近く兄貴たちを観ているが
先日のライブもゴイスーだった。
フツーのライブは1曲1曲が
せーので始まる。
スペアザは即興から始まり
いつの間にか曲に入っていることが多い。
自分たちが気に入ったフレーズを軸に
キメを入れて後は即興
ソレを曲にするって感じであり
いわゆるジャズの方法論だが
これでもかとジャムっており
バンドはさらにトがりを
見せているような印象を受けた。
キーワードは「即興」と「ループ」だ。
音楽だけでなく
人生もループと即興が
ジューヨーでジューシーだ。
人生は劇的には変わらない。
基本はループするものである。
何も変わる気がなければ
5年後も10年後も20年後も
何も変わらない可能性がある。
シカティこの日常という名の
ループの中に即興を取り入れると
変化する可能性が高まる。
即興とは難しいものではない。
「ちょっとしたズレ」である。
ループの中でちょっとしたズレを生じさせ
そのちょっとしたズレをループさせる。
そのズレ自体がループしたら
さらに違うズレを生じさせる。
それを繰り返していく。
「ちょっとしたズレ」が
気づいたら劇的な転換を
もたらしていることになるだろう。
コレが興奮人生の
ミソなのではないかと思う。
この原理をビンビンに感じることが
出来る音楽を1曲紹介して
本日は締めよう。
スティーヴ・ライヒの
エレクティンボインボインもとい
エレクトリックカウンターポイント、
スロー!!!
ファンタスティイクッ!!!


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