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【初心者向け】SQL入門!!②最速への道は”型で覚える”

ステップ①では、SQLはいったいどのようなものなのか?何ができるのか?を解説してきました。

続いてのステップは、実際にSQL文に入っていきます!
1つ1つ意味を理解すれば何も難しいことはございません。
初めてクエリが回った時は、高揚しますよ!笑

型で覚えてしまう

私が思うに、型を最初に覚えてしまうやり方が一番SQLを使いこなすまでの近道だと思います。それがこちら。

  • SELECT 

  • FROM

  • WHERE

  • GROUP BY

  • ORDER BY

  • LIMIT

少し多いですが、こちらが最初に私が覚えたものになります。順番も大切でこれが一つでも違うとクエリが回らないこともあります。
ちなみにクエリ自体は、上から2つの、SELECT、FROMだけで回ります。
ですがいずれ絶対に使用するので、SQLを使いこなすという意味では、最初からこの型を覚えてしまいましょう。

それぞれの役割

SQL文内に含まれる構文には、それぞれ役割があります。
それがこちら。

  • SELECT – 抽出したいシート内のカラムの指定

  • FROM – 抽出元となるテーブル

  • WHERE – 抽出条件

  • GROUP BY – 同じレコードをグループ化

  • ORDER BY – レコードの表示順を指定する

  • LIMIT – 表示するレコードを指定

簡単にお伝えするとこんな感じです。
この型から必要に応じて、いらないものは消していくというやり方で、私は覚えました。
メモ帳か何かにコピーをしておいて、いつでもペーストして使えるようにするのもアリですね。

これは持論ですが、構文を書くことが目的ではなく、理解することが大切です。
そのため、忘れてしまったら調べて、使用することは何も悪いことではございません。

それぞれ例文を交え詳しく見ていきましょう。

SELECT

SELECT 文は、指定したテーブルからどのカラムを抽出したいか条件をつけることができます。
例えば・・・

上記テーブルから、【商品名】【単価】のみを抽出したいとした場合、

select 【商品名】,【単価】
from 【テーブル名】;

上記でクエリを回すと・・・

このような検索結果が返ってきます!

FROM

FROM文は、どのテーブルから抽出するかを指定する役割がございます。

WHERE

指定したカラム内に条件をつけて、いらないものを除外できます。Excelのフィルターのような感じです。
WHERE文はいくらでも条件をつけることができます。詳しい内容はステップ③で行っていきます。

GROUP BY

テーブル内の同じレコードをまとめてくれる役割がございます。
こちらに関しましても詳しい内容は③で行っていきましょう。


ORDER BY

ORDER BY文は、指定したカラム内の順番を整理してくれる役割がございます。
昇順と降順のどちらも指定することができ、

  • ASC・・・昇順

  • DESC・・・降順

select 【注文日】,【商品名】,【単価】
from 【テーブル名】
order by 【注文日】asc;


select 【注文日】,【商品名】,【単価】
from 【テーブル名】
order by 【注文日】desc;


何も指定しなかった場合のデフォルトは昇順となります。


LIMIT

LIMIT文は、レコードを表示する数を指定できます。

よく使われるシーンとしては、クエリに間違いがないかを確認する際によく使用します。
その理由は、たくさんのデータが入ったテーブル内から抽出する場合、LIMIT文を使用しないと叩いてから結果がかえってくるのに時間がかかるのを防ぐために使用します。
簡潔に言うと、クエリの確認をするためにLIMITを使用し、OKだったらLIMITを消して完成といったところです!

いかがだったでしょうか。
SELECT 
FROM
WHERE
GROUP BY
ORDER BY
LIMIT
上記順番で覚えてしまえば、簡単なクエリであれば作成可能です!
ステップ③では、【WHERE】【GROUP BY】について簡単にご説明させて頂きます。
より実践的且つ重要な内容となっておりますので是非ご覧になっていってください!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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