私は2023年3月頃に妊活を意識し始めて、9月に陽性判定をもらいました。期間で言うと約半年で授かれたことになりますし、実質がっつりクリニックに通ったのは4か月程。増して周りには一切妊活やクリニックでの治療のことは話してないので、側から見ると結婚してすぐに苦労せずに授かれた夫婦だと思います。

だけど2人で話し合ってクリニックに通うことを決めて、がっつり治療を経て、時には不安になりながら、色んなネット記事やブログを検索して情報を集めて、紆余曲折がありました。私もその間、色んなブログや個人の投稿を参考にさせていただいたので、この情報がどなたかの役に立てばと思って発信します。

実際の治療内容や使ったサプリ、グッズや行ったことなどは別記事でまとめます！

全体スケジュール　　

3月：クリニックで初診
血液検査①（感染症などの検査）
※この時はまだ夫には話さずナイショでクリニックへ
〜次の生理が来たら血液検査②をすると言われたものの生理不順なので間が空きました〜

5月：夫と妊活について話し合い、クリニックの検査次第で治療をすることに決定
血液検査②でAMHやホルモン系の検査・子宮鏡検査・卵管通水検査
※ここで私のpcosと子宮内膜炎が発覚しました。（早めにわかってよかった）

6月：夫の血液・🐍検査
→夫は特に問題なしの診断
※先生から体外受精を勧められる
→6月末からホルモン補充開始を決定
※この期間、論文なども読んで自分なりに食生活改善やサプリ補給、運動、出来ること全てやりました。別記事で紹介します！

7月：採卵

8月：OHSS対策のため1か月お休み

9月：移植→陽性判定
※この期間も体を温めるためのグッズ諸々使ったり、鍼灸に行った方が良いのか等色々調べて実践しました！

翌6月: 出産予定

結婚後すぐにクリニックに行った理由

以前から私は生理不順でした。加えて肌荒れもひどかったので、色々ネットで調べると女性ホルモンの影響があるかもとのこと。そこで3年ほど前に産婦人科に行ったことがあったのです。　　

当時、産婦人科では血液検査をして超音波検査をして「PCOS（多嚢胞性卵巣症候群）」ですね、と言われました。それを診断する基準は、以下の２つ。私はいずれも当てはまっていた。要するに、正常に排卵が行われていない可能性が高いと言うのです。

PCOSとは
①空になった卵胞が卵巣に残り、嚢胞が列になっていてネックレスサインが見えること
② LH＞FSHもしくは高値（10～15mIU/ｍ以上）

PCOSなんて初耳だし、不安に思った私。当時彼氏もいなければ結婚の予定もなかったけど、当時の女医さんに言われた「もし妊娠を希望するタイミングが来たら排卵誘発などの不妊治療が必要になるかもしれないですね」という言葉がショックでずっと頭にこびりついていました。不妊治療というワードは聞いたことがあるけど、まさか自分がそれを必要とするなんて思ってもみませんでした…。

きっとそれから私は無意識のうちに不妊治療というワードに敏感になり、自分なりに日々の生活で情報収集するように。後々分かったのは、PCOSという症状も決して珍しいものではなく、それを公表している芸能人も多いしみんな妊活や不妊治療を経て、無事妊娠しているということ。

「自分はどうやらPCOSで、妊娠を希望するタイミングになったら早めに不妊治療を開始したほうが良いっぽい」

あの時、先生にハッキリ言ってもらえたおかげで私は結婚してすぐに、近所にあったクリニックに行くことにしました。夫婦間で子どもは授かれれば早めがいいねと話していたし。クリニックに検査に行くことは夫に言うか迷ったけど、自分の疾患が致命的だったら…とか、不妊治療までして妊活する必要ある？とか言われるのが怖くて、その時は黙って行きました。

体外受精をすることに決めたワケ　

正直、体外受精をすると決意するまでには少し躊躇がありました。私は20台後半でしたし、自己流の妊活もタイミング法もAIHもまだ試していない段階。ステップを踏んでできるだけ自然な方法で妊娠した方が良いのでは？という考えも浮かびました。

でも…PCOSでそのうえ子宮内膜炎があると、まずタイミング法やAIHを試していてもイタチごっこになる人が多いいうデータがあると、クリニックの先生が仰っていました。（個人個人の内膜炎の原因が何かを特定するのは難しいものの、精液等に反応して炎症を起こす人もいるとのこと）
そういった情報に加え自分の人生設計を考えた時に、仕事がコロナ禍の名残で割とテレワークが認められ自由が効くうちに、またなるべく早く出産育児を終えてキャリア形成をしていくためにも、くすぶっている時間は無いなと判断したのです。
夫も同じ考えでいてくれたので決断することができました。結果、この判断が良かったのかなと思ってます。