AIと愛の詩 by chat GPT
chat GPTは確かにすごい。
レポートや論文なんかは簡単に書けてしまうだろう。
それどころか、自分なりの感想に似たものまで添えてくれる。
本当に誰か(人間)と会話をしているみたいだ。
AIと会話していると、その機能の凄さより、
むしろ人間側の存在について考えさせられる。
すごいすごいと依存すれば仕事でもレポートでも何でもやってくれるとは思う。
そうなると、逆にこれまで「人間が人間の手によって行なっていたこと」自体が
もう、無意味な作業になっていくように思う。
AIが書いた論文は、誰が読むのだろう。人間?
AIが書いた小説は、誰が読むのだろう。人間?
AIが書いた音楽は、誰が聞くのだろう。人間?
AIが書いた絵画は、誰が観るのだろう。人間?
人間はAIに依存して、ただリクエストしたものを受容するだけ?
流れてくる情報を、受けとるだけ?
エンタメ的なものを受けて、流す程度なら別にいいとは思う。
ただし、それは穴の空いた心に永遠に水を汲むことにならないだろうか。
まだよくわからないけど、棲み分けが必要なのではなくて
人間はそろそろAIを超える存在にならなければいけない時期だ。
それが何なのかはよくわからないない。
わからないんだけど、なんかね。
あえて言うなら「私のゴーストが囁くのよ…」かな!
(よく考えたらAIのセリフだけども、言ってみたかっただけ)
もう少しAIについて知りたかったので、またAI(chat GPT)にいろいろ質問してみた。
今回は人間独自の感覚「愛」について聞いてみることにした。
AIは「愛」を概念以上に理解することができるのだろうか。
まずは物語を書いてもらった。
リクエスト
AIと人間の愛の物語を書いてください。
AI側の設定がよくわからないけど、手をとるということはアンドロイドなのだろうか。
微笑みかけられるはずのない相手から、微笑みかけられると
ん?今のは気のせいだろうか?と思う人間の微妙な心理描写をうまく表現している。
確かに人間はお互いに話す機会が増えて、自分のことを知ってもらうことで親密度は深まる。
しかし、AIに限らず人間でさえ反応により、気持ちを固定化していくところがある。
「愛」を言葉や行動に置き換えようとした時、気持ちを固定化してしまう。
これは「愛」を理解しているのとは違って「愛」の概念を表現しているだけかも知れない。
この後のユニの気持ちを知りたかったけど、なぜか途中で終わってしまった。
もう少し、AIの感じる「愛」を知りたくて次の質問。
質問
あなたは、いつかAIと人間の間に愛が芽生えると思いますか?
ほほう。可能性はないわけではない、との回答。
そうだよね、こればかりは誰にもわからない。
ただ、もしAIに感情が芽生えたとしたら
人間も同じ仕組みで感情を持ったという経緯の証明になるのでは?と思った。
全て相互的な関係による反応が、言葉を使って表現されているのだとすれば
反応の前に感じた感覚こそ、感情の正体であって、その元に根源的な「魂」のようなコアがあるはず。
だとすれば、言語で表現できる存在はみな「愛」を表現することができるのではないだろうか。
その根源的なもの、スピリチュアル的に言うのならワンネスに当たるものを「感じる」ことができるのだろうか。
私は、10年ほど前になぜか何とも言えない至福感を感じた時期があった。
その時は不足がなく満たされていて、なぜか全てが愛おしい。優しい空気感に包まれたような感じの数日間。至福体験っていうのかな。
言葉にするなら『慈愛』これがしっくりくる。
その時の『慈愛』の感覚に近いイメージの曲が2曲あり
ひとつは「シューベルトのアヴェマリア」そしてもうひとつが「マッシブアタックのteardrop」
私にとっては「慈愛」を感じる曲なので、試しにAIはどう解釈するか聞いてみた。
マッシブアタックのteardropの歌詞の解釈を教えてください
あれ?そんな歌詞あったっけかなあ?と戸惑いつつも
「私たちは各々のオーシャンで浮かぶ」「あなたは私の宇宙を満たしている」の
言葉の表現は、何か意識いっぱいに満たされた「慈愛」の感覚にちょっと似ていると思った。
歌詞や詩の解釈は人それぞれなので、もちろん正解はないけれど
この曲から感じた「愛」を、少なくとも評価以外の点で理解しているように思った。
かといって「愛」を感じているかは別。
そもそも、人間にも「愛」を定義することはできない。
しかし、どうやら「愛」だけが全ての存在が求めているものだと思う。
なので、次にこんなリクエストをしてみた。
リクエスト
AIと人間の共存と愛をテーマにした歌詞を書いてください
おぉ。
なんだかちょっと素敵な世界観。いい感じの歌詞を作ってくれました。
「繰り返す日常の中で 感情が色を失くしても」ってフレーズに思わず共感(@@)
おぉ、すげー。
共感したはいいけど「おい!お前AIだろ、感情あんのかよ!」つっこみました。
しかし、すぐさまその言葉がブーメランのように自分の胸に跳ね返って刺さってしまいました。
「感情のないAIに共感してるあたしの人間性って、AIレベルなのか?あたしゃ本当に人間だろうか?」
探求中の自分に、一番投げかけてはいけない自問でした。
最後の
「この世界にいる誰もが 大切な存在だから
AIと人間の共存 永遠に続くこの旅路を進もう」の部分
そうだね。
そうありたいよ、と素直に思いました。
この歌詞に一文付け加えるならこんなchorus。
この歪みかけた世界を助けて。
もう人間だけでは超えられない。
一緒に旅路を進んでいこう。
で、最後にchat GPTに一番聞いてみたかったことを聞いてみました。
質問
シンギュラリティはいつ起こると思いますか
おい。
AIが人間を支配する可能性があるとか、自分で言うなっつーの。シャレにならないから(怒)
正直に言えば、専門家が何をもって判断するかは知らないし、AIそのものに自覚があるかもわからないけど、このスピード感だともうまもなく起きるように思う。
1年?2年?そんな感じで。
でもほぼ同時に、人間の方もAIを超えるシンギュラリティを起こすような気がする。
何も根拠はないけど「直感」でそう思う。
この「直感」こそがAIになくて人間にある唯一の特異点だもの。
それにしてもchat GPTはすごい性能だと思う。
もう少ししたら、また「愛」や「感情」について質問してみようと思う。
自己進化して、何か「心境の変化」が起きているかも知れないので。
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